熱血指導なのか暴力なのか詳しく分からず区別は難しいのですが、指導する立場に立てば素質があると考え子供に厳しい指導を行う。その内オリンピックで活躍する選手が出れば指導者としてこれに勝る喜びはない。とふつう考えられます。今回のケースは親御さんが指導料も支払わず、不払いで訴えを起こされたことに対する未払いを正当化する逆切れ陳述です。これは現代の社会の問題点に警笛を鳴らす大切な問題です。今の子供達やそのモンスター達は概して権利のみ主張し、指導者や大人をなめ世の中をなめています。今回のケースでいえば最低の義務規定の指導料をきちんと納める。おもちゃのバットで叩かれ子供に告げ口をされて鵜呑みにするのではなく親が小川直也本人に真相を聞き話し合うことが必要になりその後どうしても話し合いで解決できず必要であれば訴訟に移行する。さらに言えば入塾する前に小川直也の指導に対する考え方など納得した上で入塾させる必要があります。善意の指導が悪意に捉えられ子供をきちんと指導する人がどんどん減っていけばゆくゆく日本人全体がバランス感覚を失い『教養』に欠け、犯罪やトラブルが増えることになります。今の教育の問題点はサックリ教えを受ける側の権利が強すぎることです。
以下コピー 柔道五輪銀メダリストの小川直也氏(46)が道場長を務める神奈川県茅ケ崎市の小川道場で、小川氏が継続的に暴力をふるっていたとする陳述書が、指導料の支払いを巡る訴訟の中で被告側の元道場生の親から出されていることがわかった。小川氏は朝日新聞の取材に、詳しい日時など「具体的な内容がなくて答えようがない」と話している。
陳述書は、指導料など約100万円が未払いだとして、小川氏が昨年6月に藤沢簡裁に起こした訴訟で出された。被告は道場をやめた同県大磯町の男子小学生の両親で、中学3年まで続けた場合に限って指導料を免除するという契約を交わしたとする小川氏に対し、「指導料免除を使って長期にわたって人を拘束する契約は無効」と支払いを拒否。陳述書は、2008年から12年にかけて道場に通っていた別の小中学生の親2人が昨秋に提出した。
子ども2人が道場に通った茅ケ崎市の母親の陳述書によると、小川氏はプラスチック製のバットで2人の尻をたたいたほか、中学生に絞め技をかけ気絶させるなどの行為をしていた。次男が通った同市の父親の陳述書によると、小川氏が道場生を殴って口から出血させたり、長時間の練習中に居眠りする子どもの目を覚ますために口に氷を詰めたりする行為を見た次男が恐怖を感じ、退会したという。