monologue
夜明けに向けて
 



政府が経営に加わることになった東電の再出発は家庭用料金値上げと原発再稼働が織り込まれているというが、ソフトバンクの孫正義‏氏が今日韓国で開催されるGlobal Green Growth Summitで反原発宣言をするという。午前9時45分ごろからUST中継 http://bit.ly/JU30lG (英語) 日本語は午後9時からになる。地球存続派と使い捨て派の原発を巡る闘争は過熱してゆく。
fumio

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政府は16日、原発再稼働に必要な合意を得る「地元」の定義を10km圏の自治体とする方針を固め、30km圏が地元に入らないという政府判断に滋賀県知事は「関西の命の水源の琵琶湖を預かる者として、再稼働と防災が無関係というのは根っこから理解できない」と反論する。原発はもう日本全土が「地元」という国民の意識と政府見解との乖離がはなはだしい。ほとんどの国民が怖れる原発を再稼働させる目的は経済、政治、策謀のいずれもがかかわっているのだろう。権力をもってしまうと人はどれほど愚かになるのだろう。
fumio


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今朝のNHKBS「ワールドウェーブモーニング」は各国が伝える震災一年後の日本だったが、その中で目をひいたのは 電力の75%を原子力に頼る原発大国フランスで、東京福島間にあたる230kmの距離の南東部のリヨン-アビニョンを6万人が「人間の鎖」で結び、脱原発を訴えていた姿だった。
ひるがえって当の日本では、福島みずほ‏氏のツイッターによると「追悼式の後、みんなで国会を包囲する人間の鎖を作ろうとしたが警備が厳しく、国会に接した歩道は歩かなかった近づくことも難しい状態だったので早めに切り上げた。」ということである。そういうことはニュースでは採り上げられないので知らなかった。
fumio

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昨日、NHK Eテレで坂本龍一氏の「フォレストシンフォニー」というプロジェクトをやっていた。
日本やアメリカの森の木に電極を挿して電位を計り、音楽に変換していた。Gのフリジアモードでシンセサイザーから音を出したりさまざまな処理を加えてシンフォニーの雰囲気を出していた。実におもしろかった。坂本龍一氏は六ヶ所村の問題から「NO NUKES MORE TREES」というフレーズを思いつき運動に加わったという。大江健三郎氏にしても原発反対でがんばっているし芸術家たちはこの地球を守るために必死だが企業家や政治家はこの祖土(おやつち)をどうして蔑(ながし)ろにしても平気なのだろうか。
fumio

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今朝のNHKBS1でドイツのカール・フェヒナー監督のインタヴィューを流していた。
ウイキペディアによるとかれはドキュメンタリー映画「第4の革命-エネルギー・デモクラシー」(de:Die 4. Revolution - Energy Autonomy)を製作、13万人を動員、2011年3月11日の東日本大震災以後、ARDでテレビ放映され200万人が視聴、ドイツの脱原発に影響を与えたという。
かれはインタヴィューでドイツの脱原発への長い戦いの話をし、日本でも電力の再生可能エネルギー100%への転換はもちろん可能だが今わたしたちに必要のものは「決断」だけだと言っていた。
fumio

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社民党の福島みずほ党首が3月11日以降の原発の動きなど、経験したこと、感じていることをブログにアップしている。
いったいあの日から政治はどのように動いたのかがわかる興味深い内容。
政治家の中にも既得権益にしばられずマコトのある人がいるようだ。
fumio

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 「ウランからプルトニウムに至る研究自体は間違っていなかったが、その研究成果を実際に役立てるのには、不足しているものがあった。 原子力エネルギーの研究成果の実証と実現を急ぎ、大事なものを見失った。これらの研究成果は総ての生物の命を養うためにこそ使われるべきで、少数の人類の利益のために使われるべきではなかった。
 人類は類としてのまとまりを欠いているようだ。地球上の高等生物人類として一丸となって生命をより良く進化させる意志と決断を持った時にこそ、この原子力エネルギー研究成果が実現されるべきだった。
 非常に狭い視野の、一部の権力者の利益や野望達成のために使われたことが知識の悲劇のはじまりだった。
 しかし、いま、あなた方一人一人の心の中に育ちはじめている生命への愛が、これからの物事を大きく変えてゆくだろうと信じている。この生命への限りない愛こそ、宇宙の同胞からの熱いメッセージなのだ。
 いま、あなた方地球の生命体は大きく変わってゆこうとしている。我々は、生命への愛の気づきと存続のために惜しみなく努力するあなた方とともに活動してゆくことを誇りに感じている。」

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福島原発事故災害により、世界の大問題に発展した原発についてのARIONの以前発した見解をご存じない方のために
『光よりの光、オリオンの神の座より来たりて伝える。』 P.220「原発問題のゆくえ」から上に引用させていただく。


原子力エネルギーがいまだに一部の権力者の利益や野望達成のために使われ事故後もすべてを廃炉にすることをせず他国へ原発技術輸出競争したりし続けていることの異常さ。
人類は類としてまとまり、生命をより良く進化させる意志と決断をいつ持てるのだろうか。
fumio


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ベトナムは経済成長が目覚ましく世界の工場となろうとして大規模な発電プラントが必要になっているのだが先日、ベトナム原子力エネルギー協会のチャン・フー・ファット会長が、建設予定地内に断層があると指摘して警鐘を鳴らしたベトナム南部ニントゥアン省の原子力発電所2基の建設についてズン首相が今月30日から訪日し、その際に建設合意契約を締結するということである。

 ベトナムは2030年までに原発を8カ所計14基建設、稼働させる計画で、うちニントゥアン省には2カ所に2基ずつ建設し、第1期の2基は既にロシアが受注して今回、21~22年にかけて稼働させる2期分の2基で合意締結の運びとなるという。

受注したのは官民共同出資で設立された新会社「国際原子力開発(JINED=ジーネッド)」で東京、関西、中部、北海道、東北、北陸、中国、四国、九州の電力会社9社、東芝、日立製作所、三菱重工業の設備メーカー3社と、官民が出資する投資ファンドの産業革新機構の合計13社が参加しており、出資比率は東電が20%、関電15%、中電10%、産業革新機構10%と、残り9社が5%ずつとなっている。
日本は他国にまで原発という地球(ガイア)生命体にとっての癌を増殖させようとしているのだ。自国の原発癌細胞もまだ切り取ることも死滅させることもできていないのに。ベトナムには環境を破壊することのないエネルギー開発技術を提供すればいい。今は受注できず損したように見えても結局はそれが人類と他のすべての生物を繁栄させる道なのである。


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今朝の毎日新聞に国や電力会社から交付金や税金の形でもたらされた、いわゆる「原発マネー」の実態がレポートされていた。
このほど北海道の高橋知事が営業運転の再開を認めたことを受けて、経済産業省の原子力安全・保安院が、北海道電力に対して定期検査の終了証を交付し、泊原発3号機が営業運転を再開したのだがその北海道泊村はなんと財源の5割を「原発マネー」に依存しているのだ。この謹慎すべき時期にどうして全国に先駆けて運転再開したのかというカラクリが多くの読者に透けて見えた。自分たちの地区さえ潤えば捨てることのできない核のゴミによって地球がどうなってもよいのではない。すべての生物の生存のためにたいせつに使わなければいけないのだ。
fumio

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定期検査中の調整運転が続いていた北海道電力の泊原子力発電所3号機について、北海道の高橋知事が営業運転の再開を認めたことを受けて、経済産業省の原子力安全・保安院が、北海道電力に対して定期検査の終了証を交付し、泊原発3号機は営業運転を再開した。
東日本大震災での経験は無駄だったのだろうか。神を畏れぬ人々は自分たちの利便性のために権益のためにわれらが母なる地球をどれほど汚染し続けるのだろうか。それで最終的にどんな結末が用意されるというのだろうか。もう一度思い知らされるまでわかろうとしないのか。未来を生きる子孫たちはハラハラしながら見守っている。
fumio

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昨夜,[BS世界のドキュメンタリー 検証 原子力発電「終わらない悪夢」(後編)の再放送があった。2009年のフランス発のドキュメンタリーなので説得力があって目を開かれる思いがした。

 「3.11フクシマ」後も原発推進を掲げるフランスの姿勢になんとひどい国かと疑問を感じていたのだがやっとそのわけがわかった。
国民、政治家に与えるべき情報を与えてこなかったのだ。故意に偽りの情報を与えて原発を宗教化してしまったという。それを批判することはフランスでは不可蝕領域に足を踏み入れるようなものになってしまったのだ。だれもが諸手を挙げて賛成しているわけではないが反対意見は封じられてきた。
政治家は自分で情報を集めその問題点に向き合うことをせず、原発事業による既得権益護持集団による都合の良い情報のレクチャーを受けて議論答弁をするだけだったのだ。サルコジ大統領が勞を惜しまず自分の力で得た情報に基づき問題点に向き合えばやはり脱原発に舵を取らざるを得なくなるだろう。フランス、英国、米国、ロシア、中国と核汚染により地球の未来を危うくする国の首脳たちが正しい情報に基づいて判断をすることを望んでいる。
fumio

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わたしが移転している間、これまでの原子力行政の闇が次々に明るみに出て民衆も政府も原発に頼らないエネルギー政策に本気で取り組む姿勢を見せ始めたことがうれしかった。「2011、3.11フクシマ」は未来の子供たちの学ぶ歴史の教科書に日本と世界を変えた災害として記されることになった。「災い転じて福と為す」ということわざがだれの耳にも聞こえそう。フクシマのフクはやっぱり福であったのだ。
fumio

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菅直人首相が先週13日夕の記者会見で、東日本大震災による東京電力福島原子力発電所の事故後に「原発に依存しない社会を目指すべきだと思うようになった」と述べたことから身内からも野党からも財界からも批判され個人的意見と訂正したのをみるとなかなかしたたかだと思った。脱原発を掲げるとどうせこれまで利益を受けてきた者たちの総攻撃に遭うだろうしあらゆう妨害のためにまともに闘っては頓挫してしまう。辞めると言ったり最終的にエネルギー転換を果たし切るまでは卑怯未練にみえようとなんと思われようとけっしてあきらめずに進むよりない。今ではなく歴史的な評価が大切なのだろう。
fumio

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昔、ミッキー・カーティスが率いてヨーロッパをツアーした「サムライ」というバンドがあった。そのバンドが京都のデパートの屋上でショーをやるというので見に行ったことがあった。バンドがやってきてセッティングしているうちにトラブルが発生した。オルガンが鳴らないのだ。ミッキーがマイクで説明するには関東と関西の周波数の違いで音が出ないからオルガン抜きでやるという。それでショーはふつうのエレクトリックギターを中心にしたロックバンドの形で行われた。わたしはせっかくのオルガン入りのサウンドが聴けなくて残念だった。
今朝のNHK BS1「ワールドWAVEモーニングは今回の原発事故以来同じ国内で関東50ヘルツ、関西60ヘルツとサイクル数が違うために電力を融通できないなどということが現実に起きてしまった日本の電力業界の実態に焦点を当てていた。周波数の統一は、コストと時間がかかりすぎてきわめてむづかしいと東西の電力会社の独占による巨大な利権を維持するために言いくるめ、やればできることを国民の利便性を犠牲にして統一してこなかっただけということであった。世界中の国ができたことを技術を誇る日本だけができなかったのは不思議だがその裏にはいつものように政財官の癒着構造があったのだろう。
fumio

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最近は世界各国で再生可能エネルギーへの転換が一番の話題になっているが、今朝は原発推進派の旗頭であるフランスでも再生可能エネルギー源として有力な風力発電、太陽光発電、バイオマスなどのうち政府の支援の下、ノルマンディー沿岸などで60基の洋上風力発電機の設置を発表していた。他の選択肢がないためと説明していたがなにはともあれ原発だけに頼らないエネルギー政策がフランスでも動いているのは心強い。
fumio

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