*赤い月の形としての物語*
〔プロローグ〕
銀色の舟の娘は、葦の夢の中に分け入る。
ゴーマは、星の形を散りばめた布の国から。
暗い日々の夜明けは、黒い羊の葬られた所へ。
「見よ」と声がする。
叫びは鳥の鳴き声と共に、夜明けの町にこだまする。
人は赤い月の表面に、メイオウの影を読み取る。
その時、隠されていた嘆きは壺の中から出てくる。
宇宙神霊ARIONが発した預言詩に「赤い月の形としての物語」があった。
現在ネット上に残っているのは上のようなプロローグだけ。
いつものように硬質の不可解なことばが羅列されている。はたしてこの意味をくみ取る人はブログの読者にいるのだろうか。
fumio
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