monologue
夜明けに向けて
 



 これは「第一回アジアわたぼうし音楽祭」の日本代表として参加したシンガポール、Kallang theatre(カラン・シアタ ー)での「わかりあえる日まで」 のライヴ演奏映像。舞台化粧といって女性がふたりがかりで顔を真っ白に塗ってくれたのには驚いた。わたしは鏡の中の自分の顔がフランケンシュタインのようになってわれながら気持悪かった。各国の出演者もみんな真っ白な顔にされて楽屋はまるでハローウインのようだった。客席から見ればそれでよく映えるらしかった。いつもなるべく自然でいたいと思っているので化粧が終わったあと隙(スキ)をみて化粧の濃いところを落としたけれどやっぱりずいぶん白くてよその人のようで気持悪かった。なぜか肝心のことよりそんな枝葉末節ばかりを覚えている。
fumio

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