monologue
夜明けに向けて
 





 闇からの使者 輪を持ちて炎を誤りに使う
 これを支持する者 明らかとなる
 月満ちて 冥府の王よぎる時 心せよ

 塩の海 狼煙(ノロシ)が上がり しばらくは、右左判らなくなる
 然し やがては左手の方向に流れて行く

 大鷲 荒れ狂い その爪に総ての者を懸けようとする
 冷静なる者 血を流しても自分の場を守る
 その数は四人である
 一〇人の残り六人は 表面だけの関わりであり その事は大鷲の
 知るところとなり 報復を受ける

 ユーカリの葉そよぐ美しき里 北の女王の国との不仲を
 隠しきれるか
「光の黙示録」より



 「ユーカリの葉そよぐ美しき里 北の女王の国との不仲を
 隠しきれるか」
「ユーカリの葉そよぐ美しき里」はもちろんオーストラリアと思えるがそうであれば「北の女王の国」は宗主国イギリスを示唆しているのだろう。
オーストラリアは立憲君主制・連邦制で成文憲法のオーストラリア憲法をもちイギリス女王と同一人物であるオーストラリア女王が一応国家元首とみなされるが、実際にはオーストラリア総督が女王の代行を務めその権限は専ら儀式程度。
イラク戦争においてはアメリカの最大の同盟国イギリスも今では撤退を決定して親米路線からの転換姿勢をみせているがそのイギリスと並んでイラク戦争支持したオーストラリアのハワード首相は「アメリカとオーストラリアの関係を強化し、地域の安全保障問題やアフガニスタン、イラクの、テロリスムと戦う」とチェイニー副大統領来豪の際にコメントしている。宗主国イギリスとは考え方の相違が顕著である。
fumio


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