monologue
夜明けに向けて
 





95/11/09はじかみの色立つ午後、酒匂(サカワ)の戒めが解かれる…十種神宝
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 ニギハヤヒの「黄金の鷹」説話は長髄彦の旧跡、奈良県生駒市上町に建てられた真弓町長弓寺の創建譚にも残っている。「聖武天皇が鷹狩をしていた時に現れた鳥を射落すと黄金の鷹と化し、佛法守護を誓ったので、行基に十一面観音を祀らせ、長弓寺を創建した」という。
  九州、豊前、宇佐地方の宇佐八幡神宮は、「欽明天皇三十二年(五七一)二月初卯の日、泉の辺の笹に、光り輝く三才の童子が出現して、「われは誉田天皇広幡八幡麻呂(ほんだのすめらみことひろはたやはたまろ)なり。我をば諸国霊験威力神通大自在王菩薩と申す、と託宣して黄金の鷹に変身して駅館(やっかん)川東岸の松にとまった。」それで和銅元年(七〇八)鷹の居たところに、鷹居社を創立したことに始まる。

  これらの「黄金の鷹」が現れた時はきっと大騒ぎになったのだろう。わたしもこの地にインコ居社でも創建しておけば後にだれかが寺社を建ててその創立説話になるのかもしれない。

  それはさておきGPS機能でも持っているのか、目的地のわたしの家を特定してやってきて近所の見物人にはその背中しか見えなかったが写真では正面の姿を捉えられた、この「黄色いインコ」の謎を解くために、関わりの深いと思われる「はじかみの色立つ午後、酒匂(サカワ)の戒めが解かれる…十種神宝」というメッセージに真剣に取り組んでみる。

 まず「はじかみの」を「hajikamino」から音霊的逆転法で「onimakijah」にする。漢字に変換すると「鬼巻き蛇」となる。やはり鬼とされ蛇である大物主(ニギハヤヒ)らしい。「色立つ午後」の色は後継者、「立つ」は竜、「午後」は五五で十の中心。サカワを逆輪として輪を「リュウ」と読めば逆竜で逆さにされていた竜。その「戒め」つまり「居まし目」が解かれるのだ。その「居まし目」とはなにか?
fumio

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