monologue
夜明けに向けて
 





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 月の娘は、皿を割った
 木星王は嘆いた
 赤い目をした大地の子供は笑った

 夢魔は去った
 だが夢も去った

 鎖で繋がれた巨人は
 大地の重みに堪えかねて
 自らの踵を噛んだ
 
  灰色の陰は大鷲の老いを示す
  飛び石の向こうには、
  約束された緑の大地は無い
 
  私は言葉を切り揃えはしない。
  私は音を大事にする。
  私は木の葉擦れの間で息をしよう。

  人よ、人であれ。
  他人の水晶を覗いて、
  嘆くのは止めよ。

「SOUNDとこの部屋の仲間へ」より


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「灰色の陰」はこれまでは災いの予兆や不安の詩的な表現と思いこんできたが重要人物を特定していたのである。それはバラク・フセイン・オバマ・ジュニア(Barack Hussein Obama, Jr.)合衆国大統領であった。ARIONは初めてこのメッセージをわたしたちに与える時にその答を用意していたのだろうがそんなことは恥ずかしながら以前の解読時には全く気付かなかった。時の封印が解けて今にしてわかることが多いので今この時に見直しをさせているのだろうがやはり宇宙神霊はすごいと感心する。

  答合わせをすると「灰色」とはカイつまり1の数をもつ皇(スメラ)、色は王位継承者。そして白と黒が混じった色。

  ウイキペディアによるとバラク・フセイン・オバマ・ジュニアはケニアのルオ族の父バラク・オバマ・シニアとカンザス州ウィチタ出身の白人、アン・ダナムの間に1961年8月4日に、ハワイ州ホノルルで生まれインドネシアで育っている。

父オバマ・シニアがムスリム(イスラム教徒)であり、「ムスリムの子は自動的にムスリムになる」とされているのでオバマ大統領自身もフセイン(伏せ陰)というアラビア語の名前も名乗り続けている。かれは "That my father looked nothing like the people around me—that he was black as pitch, my mother white as milk—barely registered in my mind."「父は、まわりの人たちとは全然違う人に見えた。父は石油のように真っ黒で、母はミルクのように白く、それが心の中でわずかに抵抗があった」と回想している。黒人と白人の混血という灰色の陰がかれの以後の社会活動の原動力になっていたのだ。

「大鷲」の示唆するのは米軍。アメリカ軍の基地の放送FEN(極東ファーイーストネットワーク)の名前がイーグル810で、アメリカの郵便局のマークがワシの羽であり。アンクル・サムという星条旗の服を着たアメリカ国民の象徴的老人が勧誘する兵隊募集のポスターの絵柄が鷲であることなどから鷲はアメリカの国力軍事力の象徴。そのアメリカの軍事力も灰色の陰が老いを示しているという。その陰は米国の「逐い、負い、追い」を示す。イラクやアフガンに派兵した米国は老い、撤退をやむなくされた。オバマ大統領によって核軍縮も達成され核なき世界が実現するのだろう。
fumio

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