今朝の海外ニュースのトップはドイツ連邦議会(下院)が30日、福島第一原発事故を受けて2022年までの原発全廃を定めた原子力法改正案を賛成513、反対79、棄権8の賛成多数で可決したというニュースだった。与党キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)、自由民主党(FDP)のほか、野党の社会民主党(SPD)、緑の党も賛成に回った。
そして7月8日に連邦参議院(上院)の同意を経て施行されることは確実だろう。イタリア、ドイツの脱原発のこの決定を見ても世界に警鐘を鳴らした事故被災当事国である日本政府がまだ原発は安全といいくるめ各原発の再稼働を進めているというのには驚かされる。
日本の民衆はすばらしいが政治がひどいという評判だが権力を持つとまともな判断かできなくなるのだろうか。
それでもいずれは日本も脱原発を決定し、日独伊の脱原発三国同盟と米仏英、中、など原発推進連合国軍との人類の未来を賭けた地球存続、エネルギー戦争の開戦が迫っている気がする。今回は負けてはいけない。
fumio
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