これまで、野田首相の消費税増税方針に強く反対したほか、原発再稼働をめぐっては一時「倒閣」まで口にした大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が10日、野田佳彦首相の最近の政権運営について「決定できる政治が行われている」と評価したニュースに驚いた。民主党内で勢力を拡大した自民党野田派と呼ばれる集団が政策が同じ自民党公明党と結託して談合で国民から金を巻き上げる決定をしたことを批判しないで称賛したのである。かれらが勝手に結託して談合で戦争を決定しても「決定できる政治が行われている」と評価するのだろうか。なにを決定したかが大切なのだ。汚れきった既成政党の第三極として大阪維新の会の清新さに期待していた層には打撃だっただろう。世界が反対している原発再稼働を容認してはいけないし弱者を追い詰める談合政治を称賛してもならない。これではつぎの選挙で票を入れる党がない、と多くの国民が困っている。
fumio
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