monologue
夜明けに向けて
 




わたしは入院して何日かを過ごしてなんとなくベッドが自分に馴染(なじ)んでゆくように感じた。
それは入院してみないとわからない感覚だった。部屋の中で看護師の対処の便利のために入口近くに移動する時も床頭台とベッドは一緒に移動する。回復過程に応じて他の病棟に移される時も元のベッドのまま移動するのだ。なるほど入院生活というのはあるベッドになじむということなのか、と実体験から感じた。それがのちに作る歌詞に活かされることになる。
fumio

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