ホホデミの炎の剣を ハジベの所へ
持って行け
青龍の吐く息で精錬せよ
冥府の従僕を眠らせ 赤龍を呼べ
赤龍の吐く息を従僕の裡に呼び込み
炎最大となった時に ホホデミ青龍剣を
振り下ろし 炎の根元から切り分けよ
ARION「光の黙示録」より
----------------------------------------------
神武天皇(ホホデミ)と伊須気依姫(ミトシ)の結婚によって、出雲日向が大同団結して炎最大となったので神武とその舅ニギハヤヒが一体になったホホデミ青龍剣を振り下ろし炎の根元から切り分けてその神々を特定してみる。
初代皇后、御歳を祀る水無神社の祭神と配神をみると
「祭神、御歳神 配神、 大己貴命、三穗津姫命、應神天皇、高降姫命、
神武天皇、須沼比命、天火明命、少彦名命、高照光姫命、天熊人命、
天照皇大神、豐受姫大神、大歳神、大八椅命。」とある。
大己貴命とその妻、三穗津姫命は、神武との結婚の仲介者、建角身の父母であり、高降姫命は建角身の妹、下光姫(高姫)。 須沼比命とは、別名を神活須毘神と言い、大年神(ニギハヤヒ)の妃のひとりである伊怒比賣の親である。
天火明命と大歳神はニギハヤヒの別名。少彦名命は大己貴とともに日本の国造りをしたとされる。
高照光姫命は御歳の別名。 天照皇大神は女王ヒミコで神武の祖母。豐受姫大神はヒミコの後を継いだ女王台与(トヨ)。
天熊人命と大八椅命はスサノオの別名。 應神天皇は神功皇后の息子で八幡神として祭られている。
このように伊須気依姫(ミトシ)を祀る神社には日本の根元にあたる祖神が集まっていた。
神武と御歳の日向と大和の融和のための結婚以来、 天皇は日向系の子孫、皇后は出雲系からという慣わしが第九代、開化天皇まで続いた。
つまり代々の天皇には実質上の初代天皇、饒速日(ニギハヤヒ)の血が存続していたということになるのである。
fumio
| Trackback ( 0 )
|