monologue
夜明けに向けて
 





テレビ東京のドラマ『二つの祖国』(ふたつのそこく)で主人公の務めるロスアンジェルスの日本語新聞社、加州新報のモデル、加州毎日と羅府新報にはシングルレコードやアルバムを出した時に記事にしてもらったので親身になってドラマを見た。アメリカに忠誠を誓うかどうかの質問書をドラマでは忠誠テストといっていたがわたしの在米時代は忠誠登録という言い方をしていた。アメリカに忠誠を誓うかという問いに、イエス、ノーで入る収容所が違った。わたしの家の大家さんは一世でアーカンソーの収容所に送られたという。加州米より米がおいしかったと言っていた。ヨーロッパ戦線に送られた二世部隊は「ゴー・フォー・ブローク」精神で活躍したので伝説になっている。それで自由の国でのかれらの苦難の日々を思ってこの曲自由の天地を作ったのだった。
fumio


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