sekiの徒然日記

旧布野村に週末帰農を始めて18年で遂に解散。今後は尾道からsekiの徒然日記として再スタート。

吉備焼き窯の再興 (5)・(6)

2008-12-24 14:41:06 | 器づくり
貼り終わった天井 苦労しました。

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 広島ブログ

 真夏から続いている吉備焼き窯の再興・・・現段階ではその前段の休憩・食事室の改築ですが年内になんとか一応の山を越えるべく、16日と19日の2日全員で工事を実施。

 メンバーは吉備焼き4代目の水川先生、棟梁の池田さん・梶原さん・表田さんそして私の5人、梁、桁等の配置がほぼ終ったので16日からは天井と壁板張りに。

 しかし、この天井張りがとんでもない労力が掛かります、想定はしていたのですが想定以上の稼動です、まず2人が脚立の上でベニヤ板を支えもう一人が天井の柱の形に合わせて鉛筆で型どりし、下に下ろして型に沿って切る。

 これが天井の形になかなか合わず、何回も上げて型を補正 下げて切るの繰り返しです、型がピタッと天井にはまったらエヤーでの釘打ち機でパスパスですぐ取り付けですが・・・・

 採寸 天井に合わせて型をとります。

 裁断 まず大まかにきります。

 調整 細部の面取りをします。

 取り付け これがなかなか合いません。

 壁板 結局5枚できただけ。

 始めは特に時間が掛かりましたが、慣れても天井板1枚取り付けるのに約40分かかるという超合わせ大工です、結局4人掛かりで半日で出来たのは8枚です。

 19日も朝から天井張りですが皆さん首が随分くたびれているようです、それでも頑張って3時過ぎにはやっとのことで天井板の貼り付け完了です・・・何か全て終わった感じになります。

 皆さん曰く「本職の大工さんはこんな馬鹿な採算に合わない合わせ大工はしないだろうなー、梁や柱を隠して打ってしまうだろうなー」全くそうだと思います素人だからこだわるのでしょう。

 努力の結果は、梁を黒く塗って天井板の間から出す古民家風の仕上げがピタッときまりイメージどおりです・・・やはり辛抱です。

 続いての壁板はりすぐ行けると思ったのが間違い、ベニヤの継ぎ目と桁の位置が微妙に合いません、桁の追加やら位置の移動やら・・・やはり素人工事です、ベニヤを90センチで設定したのですが計ると91センチあります・・・

 結局壁板貼りは5枚で夕暮れに、予定は壁板を終了しフローリングを残すのみと思っていましたが大幅にずれてしまいました、思いはここで忘年会でもと先生も皆さんも考えてましたが・・・

 残念ですが年内工事は終了です、年が明けて落ち着いて取り掛かることに まぁ元々完了日を決めてやっているわけではないのですから・・・