風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

ジャノメチョウの幼虫が庭にいた

2020年05月17日 | 蝶の観察や飼育
庭の、物干しざおの下あたりに
ポツンと何かの幼虫が落ちていました。
一度も見たことがないイモムシです。


大きさは2.5㎝くらい、茶色っぽいベージュ色で
地味だけど、蝶の幼虫のような予感がして、連れ帰りました。
「ベージュ・幼虫」で検索したら、「タテハチョウ」→「ヒカゲチョウ」から「ジャノメチョウ」へ。
その中に、そっくりなのがいました。


ヒメウラナミジャノメ「姫裏波蛇目」
成虫の翅の裏に小さな波模様があって
後ろ翅裏には5つの蛇の目紋があるそうです。
漢字で書くと虫の名前が覚えやすいです。

食草はイネ科の植物で
たぶん、庭に生えている「チジミザサ」にいたのだと思います。
羽化するのを見たくて、飼ってみることにしました。


それから数日後、草取りをしていたら
またまた、変わった形のイモムシを見つけました!


今度の子は4㎝くらいで、体は鮮やかな黄緑色。
そして、振り向いた顔が・・・


なんてキュートな顔をしているの(#^.^#)


草取りをほっぽり出して、すぐ部屋に連れ帰り
名前を調べました。
「イモムシ・猫・顔」のキーワードで、すぐに判明(笑)

ヒメジャノメ(姫蛇目)
先日の子と同じ、ジャノメチョウの仲間でした。
さっそく飼育ケースに仲間入りしてもらいました。




ヒメジャノメは食欲旺盛で、もりもり葉っぱを食べます。


朝起きるともう葉がなくなっているので、庭に採りに行き
補充をします。


「ねえ、ご飯まだー?」
ケースの縁に手をかけて、外をみる姿が
猫にそっくりで、本当に可愛らしい(#^.^#)


あまり動かなくて、大人しい性質みたい。


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部屋に連れてきてから1週間後
茶色い子がケースのフタ裏に登っていきました。
サナギになるのかな?
5月12日、午前8時。


その日の夜10時には、こんなポーズになっていました。
さなぎになる前の「前蛹」です。
ジャノメチョウは、ぶら下がるタイプだったのね(^^)


同じ時刻に黄緑の子も、モゾモゾとフタ裏へ登っていき


翌日の13日、お昼に前蛹になりました。


14日の朝、さなぎになるための最後の脱皮を見届けようと
飼育ケースをパソコンデスクに置いて、ずっと見張っていましたが
朝ごはんを食べている間に、両方ともさなぎになってしまっていました(^^ゞ


ヒメジャノメのさなぎは、こんな美しい色でした。


この模様は、翅脈が透けて見えているのかな?


さなぎになった日は、5月14日。
無事に羽化がみられるといいです(#^.^#)

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関連記事です(^^)/
ヒメウラナミジャノメと、ヒメジャノメが羽しました