不注意から、観察しているアシナガバチの巣を落としてしまいました(ll゚д゚)
居間の掃出し窓を開けて、網戸にしようとしたところ
うっかり、サッシの上にあった巣を、戸で押してしまったみたいで・・・
これは15日ほど前の写真ですが、この巣を落としてしまいました。
庭へ出るとき、玄関の横に蜂の巣が転がっていて
一瞬、え!なんで、どうして!!と思ったけど・・・犯人は私でした(+_+)
巣は根元から折れてしまていましたが、幸い損傷がなくて、中の幼虫も無事でした。
女王バチと、羽化したばかりだと思う3匹の働きバチが
パニックになって、右往左往して巣を探しています。
どうしよう・・・・
場所が玄関のすぐ横だったので、いつか父(私の天敵)に見つかって
駆除されたかもしれないけど
この機会に、ハチの巣を移設することに決めました。
********************
まず、働きバチを1匹ずつ網で捕まえて、庭の外へ連れていって放しました。
(放さず、保護しておけばよかったと、後で反省しました)
そして、女王バチハは飼育ケースに入れました。
ちょとガマンして待っててね(^_^;)
次に巣の修理をします。
割りばしに巣の根元を挟んで固定すると良いそうですが
柄が折れてしまっているので、巣の上部に穴を開けて、細いハリガネを通しました。
ハリガネを割りばしに、しっかり巻き付けます。
横から見るとこんな感じです。
作業中に、小さな幼虫がひとつ、巣から落ちてしまいました(。・Д・)ゞ
そっとつまんで(やわらか過ぎて怖い・・・)巣穴に入れましたが、ダメです。
仕方ないので、飼育ケースの中に入れて様子をみます。
大小、さまざまな大きさの幼虫がいます。
フタができた巣穴には、もう卵が産み付けられていました。
そもそも、ハチの幼虫って、脚は退化して無いのに
どういう方法で巣の中に引っ付いているんだろう?不思議です。
******************************
巣をはさんだ割りばしを、飼育ケースのフタに固定します。
ここに女王バチを戻すのですが、刺されないように
捕まえた時の飼育ケースを、冷蔵庫に30分くらい入れておいて、動きを鈍くしておきました。
飼育ケースを開き、巣を固定したフタと交換して閉じます。
体が温まって動けるようになった女王バチは
飼育ケースの中を歩き回り・・・
約30秒後には、見つけた巣にしっかりとつかまりました。
昆虫に感情があるのなら・・・突然に巣と子どもたちがいなくなってしまって
不安で不安で、仕方なかっただろうなぁ・・・
でも、さすがだなと思ったのが
巣につかまった次の瞬間に、ホッとする間もなく、巣穴のひとつひとつを点検して
すべての幼虫の様子を確認していたこと!母は強しです。
*************************
この日は部屋で一晩お泊りして、翌日外へ巣を移設させることにしました。
次の朝、目が覚めて飼育ケースを見ると、働きバチが1匹羽化していました!
それから、作業中に落ちてしまった小さな幼虫の姿が見えなくて
もしかしたら、女王バチが巣穴に戻したのかもしれません。
下が女王バチで、上にいるのが生まれたての娘です。
体の大きさが違うのと、他に特徴的なのが、眼の色の違いです。
外へ連れて行く前に、ハチミツを水で薄めたものをあげてみました。
ティッシュにハチミツ水を含ませて、つまようじに巻き付け
飼育ケースの隙間から差し込みます。
巣の近くに寄せたら、女王バチが来てハチミツ水を飲み始めました。
お腹が減っていたんだね・・・と思ったら違う!
すぐにそれを幼虫に口移しで与え始めました。
女王バチが巣穴に近づくと、幼虫が体をせり出してエサをねだります。
幼虫のところへ、何度も往復して忙しくしている女王バチ。
生まれたばかりの働きバチは、ボーっと見ているだけでしたが
しばらくすると、女王の真似をして小さな幼虫に口移しでエサを与え始めました。
女王バチもは「あなたもやりなさい!」的な仕草はいっさいみせず
黙々と働く姿を見せていたように感じました。
(どうしても人間的な見かたになって、勝手に感動してしまいます(笑))
************************************
さあ、いよいよ巣を外へ固定する作業です。
緊張します~
場所はいろいろ悩んだのですが、ベランダの隅に置いてあるプランター台の下に決めました。
風よけに貼ってあった、ビニールトタンに日除けのすだれを掛けました。
真夏になったらこんな感じで、正面のすだれも下せるように用意しました。
台の下に、飼育ケースのフタの持ち手を取り付けます。
フタを開けるのに手間取らないように、本体とはゴムでとめておきました。
これをそっとハサミで切ります。
移設が完了しました\(^o^)/
巣を落としてしまってから、移設方法をネットで調べまくって、なんとか無事に終わらせることができました。
たくさんの情報を書きとめて下さっていた方々に、感謝します!
参考にさせていただき、ありがとうございました(#^.^#)
たった2日間のことでしたが、とても長く感じました。
***************************
庭の外へ放した3匹の働きバチには、気の毒なことをしたと胸が痛かったのですが
なんと!巣のあった玄関横に戻ってきて、必死に巣を探しているのを見つけました。
生まれて間もないのに、ちゃんと帰巣本能が働いたことに驚きました。
なんとか戻せないかな・・・
網で捕まえて、移設した巣に合体させることにしました。
1匹は逃げてしまったので、2匹を飼育ケースに入れて、巣のそばに置きました。
少し離れて見ていましたが、なかなかケースから出てこない・・・
ハチが巣に移れるように、ケースを持って、慎重に巣のフタにくっ付けました。
こうして2匹は、無事に家族と再会できました。
見ていて面白かったのが、ブーンと2匹のハチが巣に飛び移った瞬間!
巣にいた、今日生まれたばかりのハチが「アンタたち誰!」と
飛んできたハチを脚で叩き落とそうとしたのです(^^ゞ
戦いにならなかったのは、家族だと一瞬でわかったからかな?
再会を喜ぶ様子もなく、女王バチは知らん顔でした(笑)
巣に戻った2匹も、女王バチのそばに行くこともなく、すぐに幼虫の世話を始めました。
残りの1匹も、戻ってきたのを昨日見つけて捕まえたのですが
働きバチが増えていて、もう巣に直接近づけることができなくなり
ケースをそばに置いておいたのですが、巣に気付かず逃げていってしまいました。
ハチは家族をどうやって見分けるんだろう?
自分の巣は、場所で覚えるかもしれないけど、家族は?
巣の外、野外で会っても、仲間だって分かるのかな。
さっき見たら、働きバチが5匹に増えていました。
この巣から新しい女王バチが誕生して、秋まで生き残れるように祈りつつ
これから先は、遠くから見守る観察を続けていきたいと思います(^-^)ゝ
居間の掃出し窓を開けて、網戸にしようとしたところ
うっかり、サッシの上にあった巣を、戸で押してしまったみたいで・・・
これは15日ほど前の写真ですが、この巣を落としてしまいました。
庭へ出るとき、玄関の横に蜂の巣が転がっていて
一瞬、え!なんで、どうして!!と思ったけど・・・犯人は私でした(+_+)
巣は根元から折れてしまていましたが、幸い損傷がなくて、中の幼虫も無事でした。
女王バチと、羽化したばかりだと思う3匹の働きバチが
パニックになって、右往左往して巣を探しています。
どうしよう・・・・
場所が玄関のすぐ横だったので、いつか父(私の天敵)に見つかって
駆除されたかもしれないけど
この機会に、ハチの巣を移設することに決めました。
********************
まず、働きバチを1匹ずつ網で捕まえて、庭の外へ連れていって放しました。
(放さず、保護しておけばよかったと、後で反省しました)
そして、女王バチハは飼育ケースに入れました。
ちょとガマンして待っててね(^_^;)
次に巣の修理をします。
割りばしに巣の根元を挟んで固定すると良いそうですが
柄が折れてしまっているので、巣の上部に穴を開けて、細いハリガネを通しました。
ハリガネを割りばしに、しっかり巻き付けます。
横から見るとこんな感じです。
作業中に、小さな幼虫がひとつ、巣から落ちてしまいました(。・Д・)ゞ
そっとつまんで(やわらか過ぎて怖い・・・)巣穴に入れましたが、ダメです。
仕方ないので、飼育ケースの中に入れて様子をみます。
大小、さまざまな大きさの幼虫がいます。
フタができた巣穴には、もう卵が産み付けられていました。
そもそも、ハチの幼虫って、脚は退化して無いのに
どういう方法で巣の中に引っ付いているんだろう?不思議です。
******************************
巣をはさんだ割りばしを、飼育ケースのフタに固定します。
ここに女王バチを戻すのですが、刺されないように
捕まえた時の飼育ケースを、冷蔵庫に30分くらい入れておいて、動きを鈍くしておきました。
飼育ケースを開き、巣を固定したフタと交換して閉じます。
体が温まって動けるようになった女王バチは
飼育ケースの中を歩き回り・・・
約30秒後には、見つけた巣にしっかりとつかまりました。
昆虫に感情があるのなら・・・突然に巣と子どもたちがいなくなってしまって
不安で不安で、仕方なかっただろうなぁ・・・
でも、さすがだなと思ったのが
巣につかまった次の瞬間に、ホッとする間もなく、巣穴のひとつひとつを点検して
すべての幼虫の様子を確認していたこと!母は強しです。
*************************
この日は部屋で一晩お泊りして、翌日外へ巣を移設させることにしました。
次の朝、目が覚めて飼育ケースを見ると、働きバチが1匹羽化していました!
それから、作業中に落ちてしまった小さな幼虫の姿が見えなくて
もしかしたら、女王バチが巣穴に戻したのかもしれません。
下が女王バチで、上にいるのが生まれたての娘です。
体の大きさが違うのと、他に特徴的なのが、眼の色の違いです。
外へ連れて行く前に、ハチミツを水で薄めたものをあげてみました。
ティッシュにハチミツ水を含ませて、つまようじに巻き付け
飼育ケースの隙間から差し込みます。
巣の近くに寄せたら、女王バチが来てハチミツ水を飲み始めました。
お腹が減っていたんだね・・・と思ったら違う!
すぐにそれを幼虫に口移しで与え始めました。
女王バチが巣穴に近づくと、幼虫が体をせり出してエサをねだります。
幼虫のところへ、何度も往復して忙しくしている女王バチ。
生まれたばかりの働きバチは、ボーっと見ているだけでしたが
しばらくすると、女王の真似をして小さな幼虫に口移しでエサを与え始めました。
女王バチもは「あなたもやりなさい!」的な仕草はいっさいみせず
黙々と働く姿を見せていたように感じました。
(どうしても人間的な見かたになって、勝手に感動してしまいます(笑))
************************************
さあ、いよいよ巣を外へ固定する作業です。
緊張します~
場所はいろいろ悩んだのですが、ベランダの隅に置いてあるプランター台の下に決めました。
風よけに貼ってあった、ビニールトタンに日除けのすだれを掛けました。
真夏になったらこんな感じで、正面のすだれも下せるように用意しました。
台の下に、飼育ケースのフタの持ち手を取り付けます。
フタを開けるのに手間取らないように、本体とはゴムでとめておきました。
これをそっとハサミで切ります。
移設が完了しました\(^o^)/
巣を落としてしまってから、移設方法をネットで調べまくって、なんとか無事に終わらせることができました。
たくさんの情報を書きとめて下さっていた方々に、感謝します!
参考にさせていただき、ありがとうございました(#^.^#)
たった2日間のことでしたが、とても長く感じました。
***************************
庭の外へ放した3匹の働きバチには、気の毒なことをしたと胸が痛かったのですが
なんと!巣のあった玄関横に戻ってきて、必死に巣を探しているのを見つけました。
生まれて間もないのに、ちゃんと帰巣本能が働いたことに驚きました。
なんとか戻せないかな・・・
網で捕まえて、移設した巣に合体させることにしました。
1匹は逃げてしまったので、2匹を飼育ケースに入れて、巣のそばに置きました。
少し離れて見ていましたが、なかなかケースから出てこない・・・
ハチが巣に移れるように、ケースを持って、慎重に巣のフタにくっ付けました。
こうして2匹は、無事に家族と再会できました。
見ていて面白かったのが、ブーンと2匹のハチが巣に飛び移った瞬間!
巣にいた、今日生まれたばかりのハチが「アンタたち誰!」と
飛んできたハチを脚で叩き落とそうとしたのです(^^ゞ
戦いにならなかったのは、家族だと一瞬でわかったからかな?
再会を喜ぶ様子もなく、女王バチは知らん顔でした(笑)
巣に戻った2匹も、女王バチのそばに行くこともなく、すぐに幼虫の世話を始めました。
残りの1匹も、戻ってきたのを昨日見つけて捕まえたのですが
働きバチが増えていて、もう巣に直接近づけることができなくなり
ケースをそばに置いておいたのですが、巣に気付かず逃げていってしまいました。
ハチは家族をどうやって見分けるんだろう?
自分の巣は、場所で覚えるかもしれないけど、家族は?
巣の外、野外で会っても、仲間だって分かるのかな。
さっき見たら、働きバチが5匹に増えていました。
この巣から新しい女王バチが誕生して、秋まで生き残れるように祈りつつ
これから先は、遠くから見守る観察を続けていきたいと思います(^-^)ゝ