キイロスズメは、黄色いスズメではなくて
スズメガという蛾の一種です(^m^)
今年はこの「キイロスズメ」の当たり年で
なんと!9匹もの幼虫を見つけてしまいました。
それも、ぜんぶ庭で!
たぶん毎年いたはずなのに、気付かず暮らしていたのでしょうね(^^ゞ
キイロスズメを飼うのは初めてです。
スズメガの幼虫を見ると、どうしても欲しくなってしまって
9匹ぜんぶ飼いました。
大変でした(^^ゞ
※閲覧注意です
今回の幼虫はプリプリで、ウジャウジャなので
苦手な方はスルーしてくださいね(^.^)/~~~
庭で最初の幼虫を見つけたのは、8月の最終日でした。
水まきのとき、枯れた葉を採ろうとして手をのばすと・・・
それは、プリップリに太った幼虫でした!
うわーーー
めちゃめちゃ大きい!
ヤマイモのツルにしっかりつかまって
葉を食べています。
部屋に戻って図鑑で調べたら「キイロスズメ」の幼虫でした。
スズメガの仲間の中でも1、2を争う巨大幼虫で
大きいものは、10㎝(ハガキの横のサイズ)にもなります。
イモムシハンドブックの目次は、原寸大幼虫の写真です(^^♪
欲しい♡
庭へ戻って、ヤマイモのツルを引っ張って捕獲しようとしたら
ヤダ!(嬉しいほうのヤダです)
ツルにつかまっていた幼虫が、次々にあらわれました。
まさにこれが「イモヅル式」(^m^)
2匹も大きい!この子はきれいな緑色です。
3匹目は、まだ尾角がシュッと長い、小さな子。
小さいと言っても、5㎝くらいはあります。
そして、4匹目。
葉っぱと幼虫を飼育ケースに入れてから気付きました。
チビちゃんです(#^.^#)
落ちずによくくっ付いてきたね。
*
キイロスズメは体の色が、バラエティーに富んでいます。
最初に見つけた茶色系の子の、背中の模様です。
スパイダーマンに似てる?(^m^)
こちらは緑の子。
同じ場所にいた同種でこんなに色が違うなんて、不思議です。
何か言ってるように見えます。
「あのー、これからの飼育について、いくつかご相談したい事があるんですけど・・」
「大所帯なんで、エサは切らさないこと、それからお掃除もお願いしますね・・」
って感じ(笑)
確かに、めちゃめちゃ大食漢なので、エサの調達は大変でした。
朝、庭や近所でツルをとってきて
さっと水洗いしてから
飼育ケースに入れます。
すると翌朝には、こんな状態で
「お腹減ったよー」と無言の圧力がすごかったです(。・Д・)ゞ
なので、目が覚めるとすぐに、飼育ケースを掃除して
野菜室に洗って保存していた、予備の葉を急いで入れて
また、ヤマイモの葉を探して採ってくる、の繰り返しでした。
でも、それが苦にならないほど可愛いのです(^-^)ゝ
掃除のついでに体長を測りました。
こちらは大きい組です。
ヤマイモ(自然薯)の葉は、近所にもたくさん生えているのですが
何かに絡みついているので、葉を落とさず
切らずに長く、上手に採取するのが大変で
ヤマイモの葉を探してる夢をみるくらいでした(;^ω^)
でも、可愛いの(笑)
こんな仕草も。
それから、エサをとりに行く度に、かなりの確率で
キイロスズメの幼虫がツルに張り付いていて
見ると我慢できないから、連れてきてしまう・・
この日の新入りさんは、脱皮して尾角が短くなったばかりの
黄色い子です。
こんな調子で、最終的には9匹になしました。
**
9月5日、蛹化第1号は緑の子でした。
前蛹になる日の朝、別人のように体色が変化していました。
潜るための土を用意する間もなく
ケースの隅で、葉を綴って前蛹になってしまいました。
その後も、大きい子から順番にサナギになっていきましたが
みんな葉を荒く綴って、その中で蛹化しました。
もしかして、キイロスズメは土に潜らないタイプなのかな?
試しに、サナギになりそうな子を
飼育ケースに敷き詰めた土の上に置いて、観察しました。
朝の7時半です。
土の上には、数枚の葉を置いておきます。
夜、9時半頃に見てみると・・・
やっぱり土には潜っていませんでした。
土の上で葉に包まって、前蛹になっていました。
1週間後、慎重にツルと葉を切り分け
重なり合ったサナギを個別にして、ケースに入れなおしました。
サナギは、鼻先が丸い特徴のある形をしています。
ちょっと魚に似てる感じ。
翅と、触覚、ぎょろりとした目玉の形が
サナギの表面にクッキリと浮かびあがっています。
丸くなった部分には、長い口吻が格納されているのでしょうか。
古代のミイラみたいで、怖い感じすらします。
***
9月24日の深夜、ブンブンという羽音で目を覚ますと
キイロスズメが無事に羽化していました(^^♪
うーん、この毛並み。
やっぱりキイロスズメは格好いいです(#^.^#)
サナギの丸い部分は、顔のここの丸みかな?
さあ、お別れの会です(^_^)
何て言ってるのかな。
「あまり夜更かししないようにね」
「それから、お酒は飲み過ぎちゃダメ」
「早起きして、運動もちゃんとするんだよ・・・」
今回は、旅立つ子からメッセージを貰いました(笑)
窓を開けて、サヨナラします。
「暗いから、気を付けてね」
「うん、夜行性だから大丈夫♪」
真っ暗な夜空へ、消えていきました(^^)/~~~
残された殻です。
ほら、この丸い部分。
何だろうね・・・
いつか必ず、羽化の瞬間を見てみたいです!
大変な夏でしたが
思い出に残る体験をさせて貰いました。
ありがとうございました(#^.^#)
まだまだサナギがいるので、引き続き観察します(^-^)ゝ
スズメガという蛾の一種です(^m^)
今年はこの「キイロスズメ」の当たり年で
なんと!9匹もの幼虫を見つけてしまいました。
それも、ぜんぶ庭で!
たぶん毎年いたはずなのに、気付かず暮らしていたのでしょうね(^^ゞ
キイロスズメを飼うのは初めてです。
スズメガの幼虫を見ると、どうしても欲しくなってしまって
9匹ぜんぶ飼いました。
大変でした(^^ゞ
※閲覧注意です
今回の幼虫はプリプリで、ウジャウジャなので
苦手な方はスルーしてくださいね(^.^)/~~~
庭で最初の幼虫を見つけたのは、8月の最終日でした。
水まきのとき、枯れた葉を採ろうとして手をのばすと・・・
それは、プリップリに太った幼虫でした!
うわーーー
めちゃめちゃ大きい!
ヤマイモのツルにしっかりつかまって
葉を食べています。
部屋に戻って図鑑で調べたら「キイロスズメ」の幼虫でした。
スズメガの仲間の中でも1、2を争う巨大幼虫で
大きいものは、10㎝(ハガキの横のサイズ)にもなります。
イモムシハンドブックの目次は、原寸大幼虫の写真です(^^♪
欲しい♡
庭へ戻って、ヤマイモのツルを引っ張って捕獲しようとしたら
ヤダ!(嬉しいほうのヤダです)
ツルにつかまっていた幼虫が、次々にあらわれました。
まさにこれが「イモヅル式」(^m^)
2匹も大きい!この子はきれいな緑色です。
3匹目は、まだ尾角がシュッと長い、小さな子。
小さいと言っても、5㎝くらいはあります。
そして、4匹目。
葉っぱと幼虫を飼育ケースに入れてから気付きました。
チビちゃんです(#^.^#)
落ちずによくくっ付いてきたね。
*
キイロスズメは体の色が、バラエティーに富んでいます。
最初に見つけた茶色系の子の、背中の模様です。
スパイダーマンに似てる?(^m^)
こちらは緑の子。
同じ場所にいた同種でこんなに色が違うなんて、不思議です。
何か言ってるように見えます。
「あのー、これからの飼育について、いくつかご相談したい事があるんですけど・・」
「大所帯なんで、エサは切らさないこと、それからお掃除もお願いしますね・・」
って感じ(笑)
確かに、めちゃめちゃ大食漢なので、エサの調達は大変でした。
朝、庭や近所でツルをとってきて
さっと水洗いしてから
飼育ケースに入れます。
すると翌朝には、こんな状態で
「お腹減ったよー」と無言の圧力がすごかったです(。・Д・)ゞ
なので、目が覚めるとすぐに、飼育ケースを掃除して
野菜室に洗って保存していた、予備の葉を急いで入れて
また、ヤマイモの葉を探して採ってくる、の繰り返しでした。
でも、それが苦にならないほど可愛いのです(^-^)ゝ
掃除のついでに体長を測りました。
こちらは大きい組です。
ヤマイモ(自然薯)の葉は、近所にもたくさん生えているのですが
何かに絡みついているので、葉を落とさず
切らずに長く、上手に採取するのが大変で
ヤマイモの葉を探してる夢をみるくらいでした(;^ω^)
でも、可愛いの(笑)
こんな仕草も。
それから、エサをとりに行く度に、かなりの確率で
キイロスズメの幼虫がツルに張り付いていて
見ると我慢できないから、連れてきてしまう・・
この日の新入りさんは、脱皮して尾角が短くなったばかりの
黄色い子です。
こんな調子で、最終的には9匹になしました。
**
9月5日、蛹化第1号は緑の子でした。
前蛹になる日の朝、別人のように体色が変化していました。
潜るための土を用意する間もなく
ケースの隅で、葉を綴って前蛹になってしまいました。
その後も、大きい子から順番にサナギになっていきましたが
みんな葉を荒く綴って、その中で蛹化しました。
もしかして、キイロスズメは土に潜らないタイプなのかな?
試しに、サナギになりそうな子を
飼育ケースに敷き詰めた土の上に置いて、観察しました。
朝の7時半です。
土の上には、数枚の葉を置いておきます。
夜、9時半頃に見てみると・・・
やっぱり土には潜っていませんでした。
土の上で葉に包まって、前蛹になっていました。
1週間後、慎重にツルと葉を切り分け
重なり合ったサナギを個別にして、ケースに入れなおしました。
サナギは、鼻先が丸い特徴のある形をしています。
ちょっと魚に似てる感じ。
翅と、触覚、ぎょろりとした目玉の形が
サナギの表面にクッキリと浮かびあがっています。
丸くなった部分には、長い口吻が格納されているのでしょうか。
古代のミイラみたいで、怖い感じすらします。
***
9月24日の深夜、ブンブンという羽音で目を覚ますと
キイロスズメが無事に羽化していました(^^♪
うーん、この毛並み。
やっぱりキイロスズメは格好いいです(#^.^#)
サナギの丸い部分は、顔のここの丸みかな?
さあ、お別れの会です(^_^)
何て言ってるのかな。
「あまり夜更かししないようにね」
「それから、お酒は飲み過ぎちゃダメ」
「早起きして、運動もちゃんとするんだよ・・・」
今回は、旅立つ子からメッセージを貰いました(笑)
窓を開けて、サヨナラします。
「暗いから、気を付けてね」
「うん、夜行性だから大丈夫♪」
真っ暗な夜空へ、消えていきました(^^)/~~~
残された殻です。
ほら、この丸い部分。
何だろうね・・・
いつか必ず、羽化の瞬間を見てみたいです!
大変な夏でしたが
思い出に残る体験をさせて貰いました。
ありがとうございました(#^.^#)
まだまだサナギがいるので、引き続き観察します(^-^)ゝ