もう12月も半ばになりました。
2019年に観察したアレコレの記録を、記憶があるうちにまとめないと
年を越して、みんな忘却の彼方へいってしまいそうです(^^ゞ
まずは「アシナガバチ」の続きを・・・
春、庭にアシナガバチの巣が5個できて
その中の1つの巣について、前回のブログで書きました。
今回は、残りの巣の記録というより「ものがたり」を
書いておきたいと思います(#^.^#)
始まりは4月の初め。
去年も巣が作られた「カゴ」と
自転車のフレームには2つ。
それから、家の東側にあるアケビ棚にも、ほぼ同時に女王蜂が巣を作り始めました。
気付いた時にはこの大きさになっていて・・・
ここにはプランターがいくつか置いてあって、夏には毎日水まきする場所なので
危険だから巣を撤去しようか、とても迷いました。
でも、女王蜂の2週間分の労働を思うと、気の毒で
すだれを掛けて見守る事に決めました。
5月の初旬。
それぞれの巣を比べてみると、大きさはほぼ同じです。
だけど、ちょっと造りが違うみたい。
下から見た「カゴ」の巣です。
「自転車」の巣は、六角形の形がなんとなく、几帳面な感じがします(笑)
壁の厚みも違うし、色も違う。巣の素材が違うのかな?
「アケビ棚」の巣は、カゴと似ています。
6月中旬になると、働き蜂が増え、巣がだんだん賑やかになってきました。
かろうじて、接近して写真が撮れていますが、そろそろ「遠くから見守る」観察になります^m^
7月のある日、「自転車」の巣から、突然ハチがいなくなりました!
巣はきれいなままで、襲われた形跡はなしです。
すだれの日陰では、いつもネコが昼寝をしていたので、それが嫌で引っ越したのかも(´A`)
1週間まえまでは賑やかだったのに・・・どこに行ったのかな。
それから1か月後、カゴの巣近くで、色付いてきたブラックベリーを摘まもうと思って覗いたら
奥の枝に小さな蜂の巣がありました!
春にはここに巣がなかったし、たぶん自転車の女王の引っ越し先みたいです\(^o^)/
更に1ヶ月後の9月の初めごろには、カゴの巣と同じ大きさになりました(^O^)
働き蜂がいる状態からの巣作りは、ビックリするスピードです!
でも、それよりも驚いたのは・・・アケビ棚の巣でした。
すだれの内側がよく見えない位置で、ずっと中を覗いていなかったのですが
8月の終わり頃、少し離れたところからズームして写真を撮ったら
他の巣とは比べようもない程、巨大な巣になっていました!
7月までは大きさが同じだったのに、どうして?
9月、まだまだ勢いが止まりません。
でも、9月の終わりころ、この巣でもある日突然ハチがみんないなくなりました。
それから1ヶ月、10月の終わりに、ハチがいるのはブラックベリーの巣だけになり
11月の中旬に、すべての巣が空になりました。
毎日見ていてもハチは戻らないので、11月13日に巣を外して中を調べました。
アケビ棚の巣は、亀の甲羅のような形です。
中身は、スズメバチに襲われた様子もなく、形はそのままでしたが
各部屋に、蜘蛛の巣とは違う糸が張られていて
小さなサナギの抜け殻が入っていました。
蜂の巣の空き家を他の昆虫が利用するという話しは、本当みたいです(^^)
つまようじは、長さが6センチで
巣の中心の部屋に差し込んでみると、5センチの所まで入りました。
作り初めの巣のひと部屋は、2センチくらいの深さなのですが
部屋の奥に産み付けられた卵が幼虫になり、その幼虫がサナギになるためにフタをすると
働き蜂が部屋の壁を塗り足して長くして、そこにまた女王が卵を産んでいました。
こちらは、途中で放棄された自転車の巣です。
白いフタから触覚が見えるものもあったのですが、部屋から自力で出られなかったのかな。
羽化にも成虫の助けがいるのでしょうか?謎が残りました。
11月18日、巣の近くの壁にハチが集まっているのを見つけました。
命がある限り、こうしてみんなで身を寄せ合って生をまっとうするのでしょうね。
毎年、見るとせつなくなる光景ですが、これも自然ですね。
1週間くらいで、姿が見えなくなりました。
どうしてこんなに巣の大きさに差が出たのか?女王の能力なのか、偶然の幸運なのか・・・
謎が深まった、2年目の「定点観察、アシナガバチ」が終わりました。
来年はもう少しちゃんと、夏の間の観察の記録ができるといいけど(笑)
楽しくて、わくわくする時間をありがとうございました(^^)
2019年に観察したアレコレの記録を、記憶があるうちにまとめないと
年を越して、みんな忘却の彼方へいってしまいそうです(^^ゞ
まずは「アシナガバチ」の続きを・・・
春、庭にアシナガバチの巣が5個できて
その中の1つの巣について、前回のブログで書きました。
今回は、残りの巣の記録というより「ものがたり」を
書いておきたいと思います(#^.^#)
始まりは4月の初め。
去年も巣が作られた「カゴ」と
自転車のフレームには2つ。
それから、家の東側にあるアケビ棚にも、ほぼ同時に女王蜂が巣を作り始めました。
気付いた時にはこの大きさになっていて・・・
ここにはプランターがいくつか置いてあって、夏には毎日水まきする場所なので
危険だから巣を撤去しようか、とても迷いました。
でも、女王蜂の2週間分の労働を思うと、気の毒で
すだれを掛けて見守る事に決めました。
5月の初旬。
それぞれの巣を比べてみると、大きさはほぼ同じです。
だけど、ちょっと造りが違うみたい。
下から見た「カゴ」の巣です。
「自転車」の巣は、六角形の形がなんとなく、几帳面な感じがします(笑)
壁の厚みも違うし、色も違う。巣の素材が違うのかな?
「アケビ棚」の巣は、カゴと似ています。
6月中旬になると、働き蜂が増え、巣がだんだん賑やかになってきました。
かろうじて、接近して写真が撮れていますが、そろそろ「遠くから見守る」観察になります^m^
7月のある日、「自転車」の巣から、突然ハチがいなくなりました!
巣はきれいなままで、襲われた形跡はなしです。
すだれの日陰では、いつもネコが昼寝をしていたので、それが嫌で引っ越したのかも(´A`)
1週間まえまでは賑やかだったのに・・・どこに行ったのかな。
それから1か月後、カゴの巣近くで、色付いてきたブラックベリーを摘まもうと思って覗いたら
奥の枝に小さな蜂の巣がありました!
春にはここに巣がなかったし、たぶん自転車の女王の引っ越し先みたいです\(^o^)/
更に1ヶ月後の9月の初めごろには、カゴの巣と同じ大きさになりました(^O^)
働き蜂がいる状態からの巣作りは、ビックリするスピードです!
でも、それよりも驚いたのは・・・アケビ棚の巣でした。
すだれの内側がよく見えない位置で、ずっと中を覗いていなかったのですが
8月の終わり頃、少し離れたところからズームして写真を撮ったら
他の巣とは比べようもない程、巨大な巣になっていました!
7月までは大きさが同じだったのに、どうして?
9月、まだまだ勢いが止まりません。
でも、9月の終わりころ、この巣でもある日突然ハチがみんないなくなりました。
それから1ヶ月、10月の終わりに、ハチがいるのはブラックベリーの巣だけになり
11月の中旬に、すべての巣が空になりました。
毎日見ていてもハチは戻らないので、11月13日に巣を外して中を調べました。
アケビ棚の巣は、亀の甲羅のような形です。
中身は、スズメバチに襲われた様子もなく、形はそのままでしたが
各部屋に、蜘蛛の巣とは違う糸が張られていて
小さなサナギの抜け殻が入っていました。
蜂の巣の空き家を他の昆虫が利用するという話しは、本当みたいです(^^)
つまようじは、長さが6センチで
巣の中心の部屋に差し込んでみると、5センチの所まで入りました。
作り初めの巣のひと部屋は、2センチくらいの深さなのですが
部屋の奥に産み付けられた卵が幼虫になり、その幼虫がサナギになるためにフタをすると
働き蜂が部屋の壁を塗り足して長くして、そこにまた女王が卵を産んでいました。
こちらは、途中で放棄された自転車の巣です。
白いフタから触覚が見えるものもあったのですが、部屋から自力で出られなかったのかな。
羽化にも成虫の助けがいるのでしょうか?謎が残りました。
11月18日、巣の近くの壁にハチが集まっているのを見つけました。
命がある限り、こうしてみんなで身を寄せ合って生をまっとうするのでしょうね。
毎年、見るとせつなくなる光景ですが、これも自然ですね。
1週間くらいで、姿が見えなくなりました。
どうしてこんなに巣の大きさに差が出たのか?女王の能力なのか、偶然の幸運なのか・・・
謎が深まった、2年目の「定点観察、アシナガバチ」が終わりました。
来年はもう少しちゃんと、夏の間の観察の記録ができるといいけど(笑)
楽しくて、わくわくする時間をありがとうございました(^^)
仏像が然るべき場所にお祀りされるまで、フォローしていきたいと思います(^^)/
定点観察は趣味なので、大変だと感じた事はありませんよ(^^)v
楽しくて、観察したいものが増えすぎるのが大変かも(笑)
ご心配ありがとうございました(^^)
仏像については、御多忙中のところ いろいろと動いて頂き、深謝です!♪(^^)
いい結果を期待したいですね!
これまで いろいろなものについて継続観察をすることを記事に書かれているので・・・フォローアップが大変だろうなあーと、同情しております(^-^)
リストアップしていないと忘れるでしょうね^^💦
まあ‐無理をしない範囲で その後をお知らせ下さいv(^。^)
アナタがいるから、私は楽しい・・・
生き物の観察や、種まきした植物の成長、一緒に暮らす動物たち
すべての存在に、いろんな気持ちやステキな時間を貰えますね(*^_^*)
女王アリの最初の子育て!巣から出ない女王は幼虫に何を与えてるの?
いままで考えたこともなくて(^^ゞアリ関係のブログをいくつか読みに行ってきました。
「ムネアカオオアリの場合、結婚飛行をした1年目は10~20匹前後の働きアリしか育てる事はできませんが
2年目からは100以上もの卵を産卵するのです」という記事を発見しました!
アシナガバチとスズメバチは、女王が夏に生まれ、越冬して営巣して、翌年の晩秋までの寿命です。
次期女王だけが生き残って、家族と巣は1年でリセットされます。
ミツバチは、新女王が誕生すると、古い女王が働き蜂を連れて引越しするそうです。
同じハチでも生態はそれぞれで興味深いです。
話し出すと止まらなくなるのですが(笑)アリもそうですよね!
卵を産み続ける女王の運命、数ヶ月で命が尽きる働きアリも
ただひとつの目的に向かって、当たり前に生きてるのだろうけど
無駄のない緻密な行動をとるために、どうやって意思の疎通をしているんだろうとか?とか
研究されている方の論文を読むと、興味が尽きません。
が!母親の立場から想うと、「孤独な最初の育児を楽しんでいるのではないか?」なんて感情
わいてきますよね~^m^
知らないこと、知りたいことばかり。
時間と、脳の記憶領域がもっと欲しい!と思ってしまいます(笑)
「うちの庭」と言ってはいますが、家の周りには、田んぼと川と山しかないので
人と他生物の境界線がないような、そんな環境で生活しています(笑)
姫さまのお庭も、無農薬の食草が豊富なので、多様な生物が暮らしていそうです。
巣立った女王蜂は、翌年同じ場所に帰ってくるそうなので
ひとつでも巣ができたら、観察できる蜂の巣が年々増えていくかもしれませんね(#^.^#)
今年は地面に開いた穴から、ニワハンミョウが繁殖してるのを見つけられたし
私の知らないすごい事が、庭にはまだたくさんあるのかも!
庭にしゃがみこんで、いっそ庭の置物のようになって、
一日中、地面や草の裏で日々黙々と生きている虫を眺めて暮らせたら・・・
なーんて空想していると
すぐに別の空間へ意識が飛ばされてしまいますが、洗濯やご飯づくりもあるし(笑)
少しずつ自分の好きなことをして、ひとつの世界を持っていたいなと思ってます(#^.^#)
蜂とアリは女王がいるので同じような感じかと思いましたけど、アリは交尾後に羽根を落としてそのまま一部屋だけ巣を作り子育て中は巣から離れずひたすら自分の筋肉を溶かしてエサを与えお世話をするけど 蜂はどんどん資材を集めて巣を作り 幼虫達にも外部のエサを与えて 断然忙しいですね。
女王蜂は何年も生きないのかしら?アリはまだ寿命のある働きアリ達と 越冬して まだ春に卵を産んで‥と。
以前は 女王アリはその巣の宝として働きアリ達がみんなでお世話をする姿に『選ばれたアリ』としてみていたけど、 長い種類は20年もの間 ただひたすら卵を産み続けなければならない宿命を背負った過酷で孤独な存在なんだな‥と思うようになりました。
最初の たった1匹だけの育児も その後の長い年月を考えると 唯一 誰にも邪魔されず我が子の為だけに自分の時間と体力を注げる貴重な時間なんだろうな‥と思ってみたり。
このアシナガバチの女王も この孤独な最初の育児を 実は楽しんでるのかもしれませんね。
あ、アリは羽化の時に自力では殻が破れないので みんなで蛹の殻を剥がしてあげてるけど 蜂もやっぱりそうなんですかね。
虫からはホント色々と学びますね。
虫達は ただただ当たり前に生きているだけなのにね。
お写真を拝見させて頂くたびに、fuyuさんは生き物たちにとってさぞ棲み易い環境にお住まいなのだと感じてはおりましたが、ここまでとは・・・いやはや凄いです。
又、いつも感銘するのが、虫の命に寄り添う生活をしていらっしゃるところです。fuyuさんのお人柄が垣間見えますね!・・・
「他の虫が、蜂の巣を利用する・・・」なんて、知りませんでした。
(*:近年、アシナガバチが我庭に巣を作ってくれないのよ( ;∀;)カムバ~~~ック・蜂~~~)
・・・こっそりと、巣を利用し羽化したチョウ目は誰なのでしょうね!?
そういった、生き物同士・自然の繋がりが面白いですね・・・
自然に関心をよせること。大切なのはそこだと想うのですよ・・・(*^^)v
そうだったら、とても嬉しいんだけど(^^)
これからも観察を続けて、なんで?どうして?の答えを
ひとつでも知りたいですo(^-^)o
fuyuさんのところは好物件なので、近くで冬越しするためだったりして?(笑)