庭に「カラタネオガタマ」の花が咲き出して
熟れたバナナのような甘い匂いが漂っています(#^.^#)
カラタネオガタマは、和名で「唐種招霊」と言うそうです。
「招霊」って・・・名前の由来をいつか調べてみたいです!
花の匂いをかいで、うっとりして
隣に生えている「カシワバアジサイ」のつぼみを見ていたとき
ふと、葉の裏に茶色いものがチラリと見えました!
一見「ミノムシ」かな?と思って、茶色いものをよくよーく見たら・・・
蜂でした!
それも、今まで見たことがない小さな蜂です。
知らない蜂が、見覚えのある形の巣に、見覚えがあるポーズで
チョコンとつかまっていました(笑)
************************
顔はアシナガバと似ているけど、アシナガバチの眼は黄色で
この蜂の眼は、茶色で模様があります。
身体の大きさもひと回り小さくて、全体的に茶色っぽいです。
翌日、女王蜂が飛び立ったのを見計らって、葉の裏の巣を観察しました。
こんなペラペラの葉に巣を作るなんて・・・
ベランダのフタ裏の巣を思い出しました(´A`)
小ぶりですが、きれいな巣です。
6個の部屋ができていて、それぞれに卵が産み付けてありました。
この日は強い風が吹いていて、風をまともに受ける場所にある葉裏の巣が
バタバタとはためいています(。・Д・)ゞ
どうしようか、迷いましたが・・・・
とりあえず、支柱を持ってきて、地面に突き刺し
そこに葉の付いている茎を縛り付けて固定しました。
ホントにもう、なんでここを選んだのー??
女王蜂が帰ってきました。
変化に気付いていないようですが
こんなふうに巣を覗かれるの、イヤだろうなー
幼い女王蜂の必死な(そう見える)表情に、なんだか申し訳なく思えてきます。
**************************
翌日の午後、お留守の間に巣を観察したら
部屋がひとつ、増えていました。すごい働きですね。
巣の色が違うのは、素材の違いかな?もう卵が産み付けてあります。
巣は庭の通路に接していて、このまま大きくなると、危険かもしれません。
今のうちに撤去することも考えましたが
巣のある枝を紐で縛って、もう少し奥へ引っ張ってみることにしました。
またまた、女王のお留守を狙って作業しました(^^)
いつ帰ってくるか分からないので、めちゃめちゃドキドキします(笑)
じばらくすると、蜂が帰宅しました。
葉の裏を一枚ずつ見て回って、巣を探しているようです。
このとき初めて、日の光の下で全体の写真を撮れました。
この写真で「コアシナガバチ」かと思ったのですが、どうでしょうか?
*****追記*****
「今日も、こっそり自然観察!」の
himesijimiさんからコメントをいただき
この蜂が「キボシアシナガバチ」だと分かりました!
ありがとうございました(^-^)ゝ
キボシアシナガバチの特徴を調べてまとめてみました。
1、腹部第2節以下には黄紋がない
2、体長は12ミリから18ミリ
3、体は小さいが、他のアシナガバチより、やや攻撃的
そして巣の特徴は・・・
1、巣は黄褐色で、繭のふたは育室から数ミリ突出し、鮮黄色
2、働きバチは多くて20匹ほど、育室は100以下
3、巣は木の枝や葉の裏側
4、ほとんどの場合、片側にだけ向かって増築されていく
コアシナガバチとの、体の違いは写真と並べてみるとよくわかりますが
パッと見ただけでは、判別が難しいかもしれません。
もう少しして巣が大きくなってきたら、特徴的な形や色で
違いがもっとよくわかると思うので
これからも楽しみに観察していきます。
ありがとうございました!
****************************
元の場所から50センチ離れただけなのに、なかなか巣をみつけられません。
蜂の不安な気持ちが伝わってきます・・・
このまま巣を放棄するかもしれないけど、それも仕方ないと思って
夕方、また見に行くと・・・
良かった!巣を見つけれたようで、嬉しい光景がみられました(#^.^#)
でも、これからどうなるんだろう・・・
不安定な葉の裏に作り始めた、この小さな巣と小さな女王蜂を
しばらくそっと見守りたいと思います(^^)/
熟れたバナナのような甘い匂いが漂っています(#^.^#)
カラタネオガタマは、和名で「唐種招霊」と言うそうです。
「招霊」って・・・名前の由来をいつか調べてみたいです!
花の匂いをかいで、うっとりして
隣に生えている「カシワバアジサイ」のつぼみを見ていたとき
ふと、葉の裏に茶色いものがチラリと見えました!
一見「ミノムシ」かな?と思って、茶色いものをよくよーく見たら・・・
蜂でした!
それも、今まで見たことがない小さな蜂です。
知らない蜂が、見覚えのある形の巣に、見覚えがあるポーズで
チョコンとつかまっていました(笑)
************************
顔はアシナガバと似ているけど、アシナガバチの眼は黄色で
この蜂の眼は、茶色で模様があります。
身体の大きさもひと回り小さくて、全体的に茶色っぽいです。
翌日、女王蜂が飛び立ったのを見計らって、葉の裏の巣を観察しました。
こんなペラペラの葉に巣を作るなんて・・・
ベランダのフタ裏の巣を思い出しました(´A`)
小ぶりですが、きれいな巣です。
6個の部屋ができていて、それぞれに卵が産み付けてありました。
この日は強い風が吹いていて、風をまともに受ける場所にある葉裏の巣が
バタバタとはためいています(。・Д・)ゞ
どうしようか、迷いましたが・・・・
とりあえず、支柱を持ってきて、地面に突き刺し
そこに葉の付いている茎を縛り付けて固定しました。
ホントにもう、なんでここを選んだのー??
女王蜂が帰ってきました。
変化に気付いていないようですが
こんなふうに巣を覗かれるの、イヤだろうなー
幼い女王蜂の必死な(そう見える)表情に、なんだか申し訳なく思えてきます。
**************************
翌日の午後、お留守の間に巣を観察したら
部屋がひとつ、増えていました。すごい働きですね。
巣の色が違うのは、素材の違いかな?もう卵が産み付けてあります。
巣は庭の通路に接していて、このまま大きくなると、危険かもしれません。
今のうちに撤去することも考えましたが
巣のある枝を紐で縛って、もう少し奥へ引っ張ってみることにしました。
またまた、女王のお留守を狙って作業しました(^^)
いつ帰ってくるか分からないので、めちゃめちゃドキドキします(笑)
じばらくすると、蜂が帰宅しました。
葉の裏を一枚ずつ見て回って、巣を探しているようです。
このとき初めて、日の光の下で全体の写真を撮れました。
この写真で「コアシナガバチ」かと思ったのですが、どうでしょうか?
*****追記*****
「今日も、こっそり自然観察!」の
himesijimiさんからコメントをいただき
この蜂が「キボシアシナガバチ」だと分かりました!
ありがとうございました(^-^)ゝ
キボシアシナガバチの特徴を調べてまとめてみました。
1、腹部第2節以下には黄紋がない
2、体長は12ミリから18ミリ
3、体は小さいが、他のアシナガバチより、やや攻撃的
そして巣の特徴は・・・
1、巣は黄褐色で、繭のふたは育室から数ミリ突出し、鮮黄色
2、働きバチは多くて20匹ほど、育室は100以下
3、巣は木の枝や葉の裏側
4、ほとんどの場合、片側にだけ向かって増築されていく
コアシナガバチとの、体の違いは写真と並べてみるとよくわかりますが
パッと見ただけでは、判別が難しいかもしれません。
もう少しして巣が大きくなってきたら、特徴的な形や色で
違いがもっとよくわかると思うので
これからも楽しみに観察していきます。
ありがとうございました!
****************************
元の場所から50センチ離れただけなのに、なかなか巣をみつけられません。
蜂の不安な気持ちが伝わってきます・・・
このまま巣を放棄するかもしれないけど、それも仕方ないと思って
夕方、また見に行くと・・・
良かった!巣を見つけれたようで、嬉しい光景がみられました(#^.^#)
でも、これからどうなるんだろう・・・
不安定な葉の裏に作り始めた、この小さな巣と小さな女王蜂を
しばらくそっと見守りたいと思います(^^)/
我庭にも偶に訪れてくれますが・・・
如何せん、巣を造ってくれないんだなぁ~~~😢
懸命に巣作りする女王バチの姿を観れば、削除を躊躇されるお気持ちも理解できます・・・
子供の失敗を先回りするお母さんのように(^^)
1人で生きてると思っても 実はその影には お母さんがちゃんと道を作っていたのよ、的な。
こんなペラペラな葉っぱに巣を作ってしまった新米女王サマ。子供達が生まれて 巣が大きくなって『ゴメーン!お母さん 間違えちゃったわぁ』って引っ越しするかな?
きっと大丈夫ね。
この子たちはみんな生きる為に頑張っているから。
「怠けるって、な~に?」って
お恥ずかしい…
反省!(*ノωノ)
コアシナガバチとの身体的な違いは「腹部第2節以下に黄紋がない・・」だそうです。
でも、私の昆虫知識では、腹部ってどこからどこ?第2節って?のレベルなので(^^ゞ
まずはそこから調べて、自分の写真で確認をしました。
葉の裏に巣を作るのも、キボシアシナガバチの特徴だったんですね。
女王蜂の判断ミスだと思い込んで、場所を移動させることも検討していたので
手を出さないでおいて、本当に良かったです。
今回はとても役立つ勉強になりました!
これからも気づいた事がありましたら、ぜひ教えてください。
ありがとうございました(#^.^#)
見ていると手を貸したくなってしまう気持ち、よくわかります(笑)
私も子どもに対して、ずっと先回りしていたのを反省するけど、なかなか直らないの(^^ゞ
生物にとって、巣作りや子育ては本能だと思うけど、最初は未経験のことばかりですよね。
虫たちには不安とかはないだろうけど(たぶん)、一つのミスが命の危険につながるのは
本当に厳しい世界ですね。
働きバチが生まれると、危なくてもう手を貸せなくなりますが
秋まで巣が無事であるよう、陰で見守っていきたいと思います(^-^)ゝ
でもね、昆虫界でも、働かない「働きバチ」や「働きアリ」がいるの!
集団にとって必要だから存在するそうです。
色んな生き方があって面白いですよね。
たまには(笑)怠けるのも大切です(^^♪