5月の終わりに、ミカンの葉の上でじっと動かず
ひたすら「鳥のフン」のふりをしているアゲハ蝶の幼虫を見つけました(^O^)
このまま庭で見守ろうか?でも、明日になったらもう居なくなっちゃうかも(´A`)
先日、サシガメに刺されているスズメガの幼虫を庭で見たばかりでした。
サシガメは「注射針のような口を獲物の体に突き刺して体液を吸う、肉食性の昆虫です」とネット情報でありました。
黒と黄色の警戒色、見るからに怖そうな昆虫で、うちの庭にはうようよいます。
小さな子なので、しばらくの間エサは大変ではないと思い、部屋に連れてきました。
うちの子になってから3日後、見た目には変化なしです。
ミカンの葉も、1枚の片すみをちょっとだけかじるだけで、あまり動きません。
2日後に、脱皮しました!
昨日まで飼育ケースの中にいた黒いかたまりが、一夜明けて朝見たら
緑色の幼虫にすり替わっている・・・まるで手品みたいで毎度、え?ナニコレとなります(笑)
顔の部分はお面のように、ポロリと落ちて残っています。
ところでナミアゲハって、何回脱皮するんだろう?
実は、蝶よりも蛾を飼育したことの方が多くて、蝶もスズメガと同じように
青虫になってからも数回は脱皮するのだと思い込んでいていました。
でも、調べてみてびっくり!
ナミアゲハの脱皮回数は通常5回で、最後の5回目の脱皮で、やっと青虫になるのだそうです。
なので、部屋につれてきたときこの子は4齢幼虫で、この日終齢(5齢)になったのです。
そうなんだ、生まれてからかなりの日にちを、鳥のフンに擬態して生きているんですね。
緑色になってからの食欲はすごいです(^-^)ゝ
まだ痩せているこの子がプリプリのイモムシになるように
これからたくさん、ミカンの葉を食べて欲しいと思います。
*
出会い・・・
翌日、買い物にいった先お店の園芸コーナーで、山椒の葉を一心不乱にかじっている子を見つけました。
隅っこにある売れ残った鉢植えで、お店の人もあまり手をかけていない感じで
見逃されていたのかな。スミマセン、連れて帰ってきてしまいした(^^ゞ
うちに山椒はないので、どうしよう、食草を替えるの上手くいくかな?そう考えながら
ミカンの葉に居た子(ミカンちゃん)の飼育ケースを掃除するのに隣に置いておいたら・・・
あれ?移動してる。
え~、こんな簡単に?(ll゚д゚)ミカンでいいの?
「案ずるより産むが易し」を実感した瞬間でした。
飼育ケースの中の二人、すぐに仲良しになれたようです(笑)
大きさはほぼ一緒で、同じくらいの齢なのかな。
でも体色と模様が少し違います。
この子はミカンちゃん、ずんぐりした感じで緑色です。
こちらは山椒ちゃん、黄緑色で首と腰(本当は違うけど)の辺りの模様がくっきりしています。
アゲハの幼虫の模様には個性があって、よく観察すると個体の判別もできるそうです。
脱皮してから4日間で、あっという間に倍の大きさになりました。
**
6月9日午後7時、山椒ちゃんがサナギになる準備に入りました。
午後11時、更に体が縮まりました。
飼育ケースの向こう側では、ミカンちゃんがまだエサを食べています。
翌朝、山椒ちゃんはサナギになっていました。
ミカンちゃんも1日遅れで前蛹になり、その後無事にサナギになりました。
蛹化してからも、目が離せません。
もし寄生されているのなら、サナギになった直後に体内にいた寄生生物が出てくるからです(´A`)
もう何度も経験しているので、祈るような気持ちで見守ります。
サナギになって5日後、2匹とも幸いなことに寄生はされていなかったようです。
羽化する時の足場になるよう、飼育ケースの壁面にキッチンペーパーを貼りました。
***
6月22日、きのうの夜、寝る前に見たらサナギが黒くなっていました。
翅の模様が透けて見えているのです。
そろそろ羽化かな、無事に出てきてくれるよう祈りました(^_^)
そして今朝6時半、目が覚めてすぐにケースを見たら、アゲハが羽化していました!
でも抜け殻に上手くつかまれずに、不安定な状態でぶら下がっていました。
見ているうちに、下へ落ちてしまったので、慌てて指につかまらせ
窓辺の網に移動させました。
翅がまだ伸び切っていない状態で・・・大丈夫かな(ll゚д゚)
30分後、良かった!きれいに翅が伸びきりました。
サナギになった場所が飼育ケースの角寄りだったので
サナギから出た後に、翅を広げる余地があまり無かったのがいけなかったようです。
そういう事もちゃんと事前に確認しておかないと
羽化不全という可哀そうなことに繋がってしまいます。反省です(^^ゞ
翅を広げました(#^.^#)
ミカンの葉の上にいた鳥フンちゃんが、こんな姿に変身するなんて本当に不思議です。
しばらく美しい翅の色に見惚れていました。
家事と食事を済ませて2時間後、外へ逃がすために部屋に来ると
蝶は網戸につかまって外を見ていました。
「早くここから出してよ!」羽化から時間が経っていて、もう寝ぼけていない状態なので
そっと指を差し出しても、嫌がって乗ってきてはくれませんでした。
ケースの中へ誘導して、ベランダへ。
早く出せと暴れまくるミカンちゃんとは、あっという間のお別れ会でした(^^ゞ
翅の赤い点からメスみたいなので、無事に生きてまた産卵しに庭に戻ってきて欲しいです。
昆虫を飼育するのは、エサを食べないとか、変な色になったとか、本当に毎日心配が多いけど
やっぱり羽化して飛び立つ時の喜びは最高です(#^.^#)
山椒ちゃんの羽化はどうなるかな・・・今のところサナギに変わりなしです。
ひたすら「鳥のフン」のふりをしているアゲハ蝶の幼虫を見つけました(^O^)
このまま庭で見守ろうか?でも、明日になったらもう居なくなっちゃうかも(´A`)
先日、サシガメに刺されているスズメガの幼虫を庭で見たばかりでした。
サシガメは「注射針のような口を獲物の体に突き刺して体液を吸う、肉食性の昆虫です」とネット情報でありました。
黒と黄色の警戒色、見るからに怖そうな昆虫で、うちの庭にはうようよいます。
小さな子なので、しばらくの間エサは大変ではないと思い、部屋に連れてきました。
うちの子になってから3日後、見た目には変化なしです。
ミカンの葉も、1枚の片すみをちょっとだけかじるだけで、あまり動きません。
2日後に、脱皮しました!
昨日まで飼育ケースの中にいた黒いかたまりが、一夜明けて朝見たら
緑色の幼虫にすり替わっている・・・まるで手品みたいで毎度、え?ナニコレとなります(笑)
顔の部分はお面のように、ポロリと落ちて残っています。
ところでナミアゲハって、何回脱皮するんだろう?
実は、蝶よりも蛾を飼育したことの方が多くて、蝶もスズメガと同じように
青虫になってからも数回は脱皮するのだと思い込んでいていました。
でも、調べてみてびっくり!
ナミアゲハの脱皮回数は通常5回で、最後の5回目の脱皮で、やっと青虫になるのだそうです。
なので、部屋につれてきたときこの子は4齢幼虫で、この日終齢(5齢)になったのです。
そうなんだ、生まれてからかなりの日にちを、鳥のフンに擬態して生きているんですね。
緑色になってからの食欲はすごいです(^-^)ゝ
まだ痩せているこの子がプリプリのイモムシになるように
これからたくさん、ミカンの葉を食べて欲しいと思います。
*
出会い・・・
翌日、買い物にいった先お店の園芸コーナーで、山椒の葉を一心不乱にかじっている子を見つけました。
隅っこにある売れ残った鉢植えで、お店の人もあまり手をかけていない感じで
見逃されていたのかな。スミマセン、連れて帰ってきてしまいした(^^ゞ
うちに山椒はないので、どうしよう、食草を替えるの上手くいくかな?そう考えながら
ミカンの葉に居た子(ミカンちゃん)の飼育ケースを掃除するのに隣に置いておいたら・・・
あれ?移動してる。
え~、こんな簡単に?(ll゚д゚)ミカンでいいの?
「案ずるより産むが易し」を実感した瞬間でした。
飼育ケースの中の二人、すぐに仲良しになれたようです(笑)
大きさはほぼ一緒で、同じくらいの齢なのかな。
でも体色と模様が少し違います。
この子はミカンちゃん、ずんぐりした感じで緑色です。
こちらは山椒ちゃん、黄緑色で首と腰(本当は違うけど)の辺りの模様がくっきりしています。
アゲハの幼虫の模様には個性があって、よく観察すると個体の判別もできるそうです。
脱皮してから4日間で、あっという間に倍の大きさになりました。
**
6月9日午後7時、山椒ちゃんがサナギになる準備に入りました。
午後11時、更に体が縮まりました。
飼育ケースの向こう側では、ミカンちゃんがまだエサを食べています。
翌朝、山椒ちゃんはサナギになっていました。
ミカンちゃんも1日遅れで前蛹になり、その後無事にサナギになりました。
蛹化してからも、目が離せません。
もし寄生されているのなら、サナギになった直後に体内にいた寄生生物が出てくるからです(´A`)
もう何度も経験しているので、祈るような気持ちで見守ります。
サナギになって5日後、2匹とも幸いなことに寄生はされていなかったようです。
羽化する時の足場になるよう、飼育ケースの壁面にキッチンペーパーを貼りました。
***
6月22日、きのうの夜、寝る前に見たらサナギが黒くなっていました。
翅の模様が透けて見えているのです。
そろそろ羽化かな、無事に出てきてくれるよう祈りました(^_^)
そして今朝6時半、目が覚めてすぐにケースを見たら、アゲハが羽化していました!
でも抜け殻に上手くつかまれずに、不安定な状態でぶら下がっていました。
見ているうちに、下へ落ちてしまったので、慌てて指につかまらせ
窓辺の網に移動させました。
翅がまだ伸び切っていない状態で・・・大丈夫かな(ll゚д゚)
30分後、良かった!きれいに翅が伸びきりました。
サナギになった場所が飼育ケースの角寄りだったので
サナギから出た後に、翅を広げる余地があまり無かったのがいけなかったようです。
そういう事もちゃんと事前に確認しておかないと
羽化不全という可哀そうなことに繋がってしまいます。反省です(^^ゞ
翅を広げました(#^.^#)
ミカンの葉の上にいた鳥フンちゃんが、こんな姿に変身するなんて本当に不思議です。
しばらく美しい翅の色に見惚れていました。
家事と食事を済ませて2時間後、外へ逃がすために部屋に来ると
蝶は網戸につかまって外を見ていました。
「早くここから出してよ!」羽化から時間が経っていて、もう寝ぼけていない状態なので
そっと指を差し出しても、嫌がって乗ってきてはくれませんでした。
ケースの中へ誘導して、ベランダへ。
早く出せと暴れまくるミカンちゃんとは、あっという間のお別れ会でした(^^ゞ
翅の赤い点からメスみたいなので、無事に生きてまた産卵しに庭に戻ってきて欲しいです。
昆虫を飼育するのは、エサを食べないとか、変な色になったとか、本当に毎日心配が多いけど
やっぱり羽化して飛び立つ時の喜びは最高です(#^.^#)
山椒ちゃんの羽化はどうなるかな・・・今のところサナギに変わりなしです。
サナギの頭が黒くなって翅の模様が出だしたら,冷蔵庫に入ってもらいましょう。
朝起きたら羽化していたは回避できますよ。
羽化直前でも冷蔵すると動きがとまるのでしょうか?
調べてみます!
自分が早起きすれば良いのですけどね(^^ゞ
教えていただいて、ありがとうございました。
HPも興味深く拝見しました(#^.^#)
幼虫は緑色になってから5日後にはサナギになりました。
昆虫って色々なものに擬態していますが
まさか、アゲハ蝶がギリギリまで
鳥のフンのふりをして生きていたとは!
それでも自然界で無事に蝶になれるのは
100匹に対して1匹にも満たないそうです(´A`)
普段何気なく目にする、ヒラヒラ飛んでいる蝶は
みんな「最強運昆虫」なのかもしれないですね(#^.^#)
いつも虫の飼育観察を興味深い拝見させて頂いております。
そこで気になったのが…
「日記内のアゲハって並?それともキアゲハ?です」
不安定なのはナミアゲハで、網にしがみついているのはキアゲハの様に私には観えるのですが💦
まあ、部分的に記憶を失ってる私ではありますけど…💦?
ブログを読んでくれて嬉しいです!
幼虫の食草がミカンと山椒だったので
この日記内のアゲハは「並」のほうのです。
翅を広げたとき、上翅の上部に黒い縞模様があるのがナミアゲハで
キアゲハは黒く塗りつぶされているそうです。
網にしがみついている写真は・・本当だ!キアゲハに見えますね~
いまキアゲハの幼虫も育てているので、羽化したらじっくりと観察してみます。
虫って本当に良いですよね(#^.^#)
コメントをありがとうございました!