最近、良く耳にする言葉だ。
しかし、神は私に対して
買いかぶっているようで、
もうギリギリのところの生活が
長い間続いている。
このままの状態が続くのであれば・・・、
そしてこれ以上の試練が訪れたなら・・・、
私は崩壊してしまうかも知れない。
とは、少し大げさなのかもしれないが、苦しい毎日であることに間違いはない。
地域での役員の仕事にしろ、介護の事にしろ、仕事の事にしろ、
ひとつ間違えれば、どん底まで落ちる危険性のある綱渡り状態。
しかし元来、その場にならないと真剣に物事を考えぬ、おかしな性格な自分。
危険な状態であることを認識しているにもかかわらず、
矛盾している言い方だが、それ程の危機感は感じていない。
大事な事は後回しにするくせに
変な強迫観念にかられ、
どうでもいいことに焦る。
全く困ったものだ。
さて、昨今話題となっている
企業の使用電力の問題。
わが社は自動車関連故、
木・金曜日を休日とするらしい。
さあ、困った・・・。
今の状態のまま、事が進めば私の有給休暇は全て地域のイベントに
全てを費やして終ってしまうだろう。
しかもその日以外にだって、やらねばならぬ用事はいくらでも沸いて出てくるのだ。
最悪なのは、うちの奥方の会社は住宅設備関連企業で、
震災以降、特需で大変な事になっているらしい。
そこにもってきて、やはり電力の関係で月・火曜日を休日にするらしい。
今まで通りの土・日曜日休みの子供達と、全く休みがあわなくなってしまう。
ここで愚痴を言うのならば、企業の電力使用はそのピーク時に
有効な策かもしれないが、各家庭において家族が同じ日に休む今までと、
分散してしまう休みとでは、電力消費に大きな差が出るのではないかと思う。
テレビは何人で見ても同じ消費電力であるのだから。。。
9月いっぱいこのような
計画で行くらしいので、
先ずは毎年8月に走っていた
「赤城大沼・白樺マラソン」は
早々に諦めた。
地元チームの
出場必須の大会だけに、
残念でならない。
また、今年こそ奥方と多くの山に向かおうと思っていたのだが
今年もこんな状態ではまたもや無理か・・・。
それでも計画が終る秋口にはいくつか登る事ができれば、
と思っているのだが、さて、どうなることやら・・・。
全くもって、本当に神も仏もない・・・、とはこの事をいうのか。
せめての救いは、今現在介護度4となった母親には毎日、
昼間の1時間~1時間半ほどヘルパーさんのお世話になる事ができている事。
その分だけ私達への負担は減ったのだが、経済的な部分で言えば逆に
母親の頂く年金だけでは到底まかないきれない額となってしまった。
施設への入所を潜在的な精神行動で拒否する母親。
また周りが望んだとしても、受け入れ先に空きがなければ同じ事であり、
そんな介護の現実をまざまざと見せ付けられているのだが、
もしこれが独り暮らしのご老人や、年金暮らしの家庭などであったら
更には、今回のように震災にあわれて、不幸にも酷い状況に陥ってしまったら
いったいどうするのかと溜息も出なくなるほど心配にもなってしまう。
老後でもあるのだから。
そして何時遭遇しても
おかしくない自然の猛威。
もしそういう境遇に陥ったとしても
それが本当に人間に
「乗り越えられる試練」
なのだろうか。
あるいは、もしかしたらこれが神の領域を超えた人間に対する
「神からの警告」であるのかも知れない・・・。
しかしそんなことを知る良しもない私達は、「明日こそ・・・」と、
思いながら生きていくしか仕方がないのだろう。
「乗り越えられる試練」、それはエベレストの如き、はるかに高い山脈である。