「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

価値判断 (2)

2016年08月06日 19時54分12秒 | 「DBT実践トレーニングブック」より
 
(前の記事からの続き)
 
 練習を始める前に、
 
 「否定的な価値判断の練習」 と 「初心者の心の練習」 で 書いた
 
 記録も見直してください。
 
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/65272769.html
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/65275184.html
 
 次の指示を読んでください。
 
 レコーダーに録音して、 聞きながら練習することもできます。
 
 タイマーを 3~5分セットしてください。
 
 慣れてきたら8分, 10分と 延ばしていくことができます。
 
● 指示
 
 邪魔されない部屋で、 落ち着いて座ってください。
 
 ゆっくり数回深呼吸し、 リラックスして目を閉じてください。
 
 価値判断が生じては消えるのを 見るために、
 
 小川のそば, 野原, 部屋の中, または他の場所でも、
 
 想像上の場面に 自分を思い描くことに ベストを尽くしましょう。
 
 その後、 自分の価値判断を意識し、 観察し始めてください。
 
 思考を止めようとしないでください。
 
 どんな価値判断を持っていても、 自分を批判しないでください。
 
 ただ 価値判断が生じるのを観察し、
 
 あなたが選んだ方法で、 価値判断が消えていくのを見ましょう。
 
 過去の練習の記録を 参照しても結構です。
 
 目を閉じて、 それらの価値判断が 浮かび去っていくのを見てください。
 
 呼吸を続け、 アラームが鳴るまで、 価値判断が生じて 消えるのを観察しましょう。
 
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
 訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
 [星和書店の許可のうえ掲載]
 
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