マインドフルネス・スキルを習得する理由は 3つあります。
1. 現在の瞬間のものごとひとつずつに 焦点を当てるのに役立ち、
圧倒されるような感情を よりコントロールし、 落ち着かせることができる。
2. 価値判断的な考えをしているのに気付き、
価値判断と実際の経験とは違う ということを納得する。
3. 賢明な心を発達させる。
マインドフルになるための 近道はありませんが、 多大な努力はいりません。
そうすることを思い出せばよい だけなのです。
〈週間マインドフルネス活動記録〉 があります。
月曜日から日曜日まで、 毎週コピーして使いましょう。
どの程度頻繁に
「マインドフルな呼吸」 や 「賢明な心の瞑想」 を使っているかを 記録します。
〈週間マインドフルネス活動記録〉
曜日
「マインドフルな呼吸」 時間 :
「賢明な心の心の瞑想」 時間 :
「作業をマインドフルに行なう」 何を : どこで :
「その他のマインドフルな練習」
「マインドフルな呼吸」 と 「賢明な心の心の瞑想」 の欄には、
それぞれの練習に費やした 時間を記録してください。
「作業をマインドフルに行なう」 の欄には、
マインドフルに行なったことと、 どこにいたかを記録しましょう。
「その他のマインドフルな練習」 の欄には、
その週に行なった 他のマインドフルの練習を 記録してください。
マインドフルネス・スキルは DBTの 「中核的」 スキルなので、
他のスキルを使用するようになっても 使い続けてください。
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
[星和書店の許可のうえ掲載]