「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

マインドフルネスな活動に対して マインドフルでいる

2016年08月23日 20時46分25秒 | 「DBT実践トレーニングブック」より
 
 マインドフルネス・スキルを習得する理由は 3つあります。
 
1. 現在の瞬間のものごとひとつずつに 焦点を当てるのに役立ち、 
 
   圧倒されるような感情を よりコントロールし、 落ち着かせることができる。
 
2. 価値判断的な考えをしているのに気付き、 
 
   価値判断と実際の経験とは違う ということを納得する。
 
3. 賢明な心を発達させる。
 
 マインドフルになるための 近道はありませんが、 多大な努力はいりません。
 
 そうすることを思い出せばよい だけなのです。
 
 〈週間マインドフルネス活動記録〉 があります。
 
 月曜日から日曜日まで、 毎週コピーして使いましょう。
 
 どの程度頻繁に
 
  「マインドフルな呼吸」 や 「賢明な心の瞑想」 を使っているかを 記録します。
 
〈週間マインドフルネス活動記録〉
 
曜日
 
 「マインドフルな呼吸」       時間 :
 
 「賢明な心の心の瞑想」      時間 :
 
 「作業をマインドフルに行なう」  何を :   どこで :
 
 「その他のマインドフルな練習」
 
 
  「マインドフルな呼吸」 と 「賢明な心の心の瞑想」 の欄には、
 
 それぞれの練習に費やした 時間を記録してください。
 
  「作業をマインドフルに行なう」 の欄には、
 
 マインドフルに行なったことと、 どこにいたかを記録しましょう。
 
  「その他のマインドフルな練習」 の欄には、
 
 その週に行なった 他のマインドフルの練習を 記録してください。
 
 マインドフルネス・スキルは DBTの 「中核的」 スキルなので、
 
 他のスキルを使用するようになっても 使い続けてください。
 
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
 訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
 [星和書店の許可のうえ掲載]
 
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