マインドフルネスの練習手順は 3つのスキルからなっています。
1. マインドフルな呼吸
2. 賢明な心の瞑想
3. 作業をマインドフルに行うこと
1.マインドフルな呼吸
3つの部分に焦点を当てます。
① 呼吸を数える
注意を集中させるのに役立ち、 注意がそれたときに 落ち着かせるのに役立ちます。
② 呼吸の身体的経験に 焦点を当てる。
ゆっくり息をするたびに、 呼吸の起伏を観察します。
③ 注意をそらす思考も認識する。
「思考を和らげる練習」 で行なったように、
思考にはまり込まずに 受け流す必要があります。
参照:http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/65218416.html
再び呼吸に注意を集中させ、 自分を落ち着かせるのに役立ちます。
2. 賢明な心の瞑想
参照:http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/65267681.html
賢明な心の中心に 注意を集中させるのを手伝います。
賢明な心は、 直感や 「勘」 と呼ばれることもあります。
感情的な心と理性的な心の 両方を使います。
状況の事実だけでなく、
自分が正しいと 「感じる」 直感的決定を下すのに役立ちます。
ある決定に対する 身体の反応の仕方と、
内的知識 (自分にとって「本物」と分かっていること) を基に 決定を導くのです。
少なくとも1日 3~5分間実行してください。
(次の記事に続く)
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
[星和書店の許可のうえ掲載]