「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

毎日のマインドフルネス練習手順 (1)

2016年08月20日 21時19分17秒 | 「DBT実践トレーニングブック」より
 
 マインドフルネスの練習手順は 3つのスキルからなっています。
 
1. マインドフルな呼吸
 
2. 賢明な心の瞑想
 
3. 作業をマインドフルに行うこと
 
 
1.マインドフルな呼吸
 
 3つの部分に焦点を当てます。
 
① 呼吸を数える
 
  注意を集中させるのに役立ち、 注意がそれたときに 落ち着かせるのに役立ちます。
 
② 呼吸の身体的経験に 焦点を当てる。
 
  ゆっくり息をするたびに、 呼吸の起伏を観察します。
 
③ 注意をそらす思考も認識する。
 
  「思考を和らげる練習」 で行なったように、
 
  思考にはまり込まずに 受け流す必要があります。
 
参照:http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/65218416.html
 
  再び呼吸に注意を集中させ、 自分を落ち着かせるのに役立ちます。
 
2. 賢明な心の瞑想
 
参照:http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/65267681.html
 
 賢明な心の中心に 注意を集中させるのを手伝います。
 
 賢明な心は、 直感や 「勘」 と呼ばれることもあります。
 
 感情的な心と理性的な心の 両方を使います。
 
 状況の事実だけでなく、
 
 自分が正しいと 「感じる」  直感的決定を下すのに役立ちます。
 
 ある決定に対する 身体の反応の仕方と、
 
 内的知識 (自分にとって「本物」と分かっていること) を基に 決定を導くのです。
 
 少なくとも1日 3~5分間実行してください。
 
(次の記事に続く)
 
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
 訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
 [星和書店の許可のうえ掲載]
 
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