ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

カルフール続報

2005-03-15 11:18:36 | 時事
 いくつかクリッピングできる記事があったので、こちらに貼っておきます。

仏カルフール: 日本から撤退発表 出店手間取り規模生かせず--上陸からわずか4年
仏カルフール日本撤退: デュランCEO「日本で経営、高価な冒険」

 中国市場と比べたら、高価でハイリスクでしょうね。

最大手進出 地元に脅威 競争激化の様相
カルフール日本撤退 ニーズ把握できず

 関西発のニュースなので、関西在住の白牡丹には頷ける内容です。

 興味深いブログ記事もありました。

仰天!クリスマス休暇で店にいない店長っていったい・・・。
 いや、フランス人なら仕事よりバカンスと家族を取るでしょう(社内のフランス人社員を観察していて、そう思います)。だから日本人と合わないんですが……(汗)。

カルフールが中国で受け入れられ、日本でコケた訳
 「レジが遅い」という指摘に、ごっつぅ頷いてしまった。近所のダイエーと比べたら3分の1以下のスピード。延々と並ぶレジ待ちの列。これだけで白牡丹は「もう行きたくない」に近い感想だった……。

カルフール撤退の3つの理由
 なるほど。経営の視点から見たら失敗の理由がいくつもありそうですね。

前を向いて立ち止まる

 鋭い指摘です。引用されているJ-marketing.netのレポート「カルフールは日本で成功するか」も面白かったです。

☆★☆★

 車で週末にどっと買い物をする、小さいお子さん連れのご家族とは、生活ニーズや生活スタイルが違う白牡丹なんで、消費者代表の感想にはなり得ませんが、以下。

 高級食材や輸入品を買おうと思えば、いかりスーパーマーケット成城石井があるしなぁ。カルフールの場合、本国では低価格戦略を取っているそうだけど、こちらは日本。価格戦略ではディスカウンターには及ばないし、日本の場合は流通経路が確立してなかったら品揃えも確立できないだろう。

 カルフール尼崎店を一回見た限りでは、魚売り場と惣菜売り場に買いたいものが見当たらなかったです。パンや洋菓子類は確かに良さそうだったのですが、魚売り場のかなりを冷凍食品が占めるって、日本のスーパーマーケットとしては問題です。鮮魚の種類も少なかったし。

 ダイヤモンドシティ テラスに入っているイオンの食料品売り場では、逆に新鮮な魚介類の豊富さに目移りして魅力的に思えました(ホントに、目の毒なくらい)。

 イオングループの「規模の経済economy of scale」があれば利益は出せるのかも知れませんね。流通ルートをおさえているイオングループが引き継ぐことで、業績回復できそうな気がします。