第51回 NHKニューイヤーオペラコンサート
第51回 NHKニューイヤー・オペラコンサート
途中から見たのだが、今年生誕150年のプッチーニ『トゥーランドット』アリア集に間に合ってよかった~(^^)。生放送なだけに歌手の方々にはプレッシャーがかかるだろうが、日本のトップクラスのオペラ歌手を一度に聴けるのが嬉しい番組。
オペラを聴くようになって、たぶん20年ぐらい。イタリアオペラが好きで、中でも好きな作曲家はプッチーニとヴェルディ、後はマリア・カラスの歌声で有名なベッリーニのオペラ『ノルマ』。
ジャコモ・プッチーニ Wikipedia
プッチーニのオペラ作品で一番好きなのは『トスカ』だが、『トゥーランドット』がその次、三番目は『ラ・ボエーム』『蝶々夫人』が並ぶかな。
『トスカ』のドラマチックな展開は現代のジェットコースター・ドラマに通じるところがある。画家の恋人がいる歌姫トスカをものにしようと警視総監のスカルピアが恋人の画家を拷問にかけてトスカを屈服させようとし、遂にはトスカに刺されるという展開も、何だか東海テレビの昼ドラっぽい……って、東海テレビの昼ドラはマンガ化された作品を読んだだけで、ドラマ自体は見たことがないのだが(爆)。
さて、オペラコンサートのプッチーニ特集。
『トスカ(リンク先はWikipeida)』よりテノール「妙なる調和」……浪々たる声量で素晴らしかった。ブラヴォ!
『ラ・ボエーム(リンク先はWikipedia)』よりソプラノ「私の名はミミ」……声は、ソプラノ・リリコにちょっとスピントがかかっている感じか。ブラヴァ!
モーツァルト作品を歌うソプラノ(『羊飼の王様』よりアリア……たぶん「彼女を愛そう、生涯変わらずに」または「わたしは末永く彼女を愛するだろう」)とバリトン(『ドン・ジョバンニ』より「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」)も名演。今年は大当たりという気がする。
ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』フランス語版の狂乱の場のアリアも素晴らしい。
ロッシーニ『セビリアの理髪師』「今の歌声は」も素晴らしい歌声。
大好きなヴェルディの『リゴレット』、タイトルロールによるバリトンの「悪魔め鬼め」。ドラマチックな出だしからして、とても好き。日本人のバリトンで、ここまで歌えるんだなぁと感心。白熱の名演が続いているなぁ……。
同じく『トロバトーレ』のソプラノ、レオノーラの「恋は歌の翼に乗って」。これもまた、素晴らしい出来映え。ブラヴァ!
これも好きなナンバー、ジョルダーノの『アンドレア・シェニエ』からテノール「ある日、青空をながめて」。自分はCDでのホセ・カレーラスがデフォルトなのだが、浪々、凛々、ホセ・カレーラスにパバロッティを混ぜたような(汗)テノールが心地よい。凄っ!
ラストは恒例、ヨハン・シュトラウスの歌劇『こうもり』より「ぶどう酒の燃える流れに」合唱。自分の耳は所詮素人だけど、10年前と比べたら、日本人歌手の力量は相当に上がっているように思った。少なくとも、生放送で、このレベルは凄いと思う。
第51回 NHKニューイヤー・オペラコンサート
途中から見たのだが、今年生誕150年のプッチーニ『トゥーランドット』アリア集に間に合ってよかった~(^^)。生放送なだけに歌手の方々にはプレッシャーがかかるだろうが、日本のトップクラスのオペラ歌手を一度に聴けるのが嬉しい番組。
オペラを聴くようになって、たぶん20年ぐらい。イタリアオペラが好きで、中でも好きな作曲家はプッチーニとヴェルディ、後はマリア・カラスの歌声で有名なベッリーニのオペラ『ノルマ』。
ジャコモ・プッチーニ Wikipedia
プッチーニのオペラ作品で一番好きなのは『トスカ』だが、『トゥーランドット』がその次、三番目は『ラ・ボエーム』『蝶々夫人』が並ぶかな。
『トスカ』のドラマチックな展開は現代のジェットコースター・ドラマに通じるところがある。画家の恋人がいる歌姫トスカをものにしようと警視総監のスカルピアが恋人の画家を拷問にかけてトスカを屈服させようとし、遂にはトスカに刺されるという展開も、何だか東海テレビの昼ドラっぽい……って、東海テレビの昼ドラはマンガ化された作品を読んだだけで、ドラマ自体は見たことがないのだが(爆)。
さて、オペラコンサートのプッチーニ特集。
『トスカ(リンク先はWikipeida)』よりテノール「妙なる調和」……浪々たる声量で素晴らしかった。ブラヴォ!
『ラ・ボエーム(リンク先はWikipedia)』よりソプラノ「私の名はミミ」……声は、ソプラノ・リリコにちょっとスピントがかかっている感じか。ブラヴァ!
モーツァルト作品を歌うソプラノ(『羊飼の王様』よりアリア……たぶん「彼女を愛そう、生涯変わらずに」または「わたしは末永く彼女を愛するだろう」)とバリトン(『ドン・ジョバンニ』より「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」)も名演。今年は大当たりという気がする。
ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』フランス語版の狂乱の場のアリアも素晴らしい。
ロッシーニ『セビリアの理髪師』「今の歌声は」も素晴らしい歌声。
大好きなヴェルディの『リゴレット』、タイトルロールによるバリトンの「悪魔め鬼め」。ドラマチックな出だしからして、とても好き。日本人のバリトンで、ここまで歌えるんだなぁと感心。白熱の名演が続いているなぁ……。
同じく『トロバトーレ』のソプラノ、レオノーラの「恋は歌の翼に乗って」。これもまた、素晴らしい出来映え。ブラヴァ!
これも好きなナンバー、ジョルダーノの『アンドレア・シェニエ』からテノール「ある日、青空をながめて」。自分はCDでのホセ・カレーラスがデフォルトなのだが、浪々、凛々、ホセ・カレーラスにパバロッティを混ぜたような(汗)テノールが心地よい。凄っ!
ラストは恒例、ヨハン・シュトラウスの歌劇『こうもり』より「ぶどう酒の燃える流れに」合唱。自分の耳は所詮素人だけど、10年前と比べたら、日本人歌手の力量は相当に上がっているように思った。少なくとも、生放送で、このレベルは凄いと思う。