昨日のNHKスペシャル、面白かった。
第1回 惹(ひ)かれあう二人 すれ違う二人
あるアメリカ人夫婦の会話が例として取り上げられていたが、典型的だった。女は気持ちを受け止めて欲しいと思っているのに対して、男は問題点を指摘して改善を迫る。
ステレオタイプ化するのはよくないけど、番組の説明によれば……男は狩猟生活で生き延びるためにストレスにさらされると攻撃的になりやすく、会話は問題解決中心に。女は女たちで子育てコミュニティをつくっていくから、気持ちを共有し受け容れてもらうことを求め、会話は人間関係づくり中心に。
管理職研修の中では軽い話題ネタ程度にしか扱ってなかったけど、大まかにいってそういうコミュニケーションの違いがあるということは以前からネタにしていた。
次回以降も楽しみ。
第2回 何が違う? なぜ違う?
第3回 男が消える?人類も消える?
第1回 惹(ひ)かれあう二人 すれ違う二人
男女はなぜ惹かれあうのか。脳科学はいま、恋のメカニズムを解明しつつある。その中心はドーパミンという脳内物質。快楽を司るドーパミンの大量分泌が恋する二人の絆となっているのだ。ところが脳科学は同時に、皮肉な状況も浮かび上がらせている。高い代謝を要求するドーパミンの大量分泌は身体への負担が大きく、長く続かない。そのため、“恋愛の賞味期間”はせいぜい3年ほどだというのだ。
そこで、男女関係はどうすれば長続きするのかという科学的な探求がさまざま進められている。アメリカでは30年に及ぶ家族の長期研究を通して、長続きしない男女関係では、男女差が大きな障害になっている事実が浮かび上がってきた。たとえば、女は、相手の顔の表情から感情を簡単に読み解くが、男は必死に脳を働かせてもハズす。女が悩みを相談するとき、話を聞いてもらいたいだけなのに、男は解決策を示そうとしてしまう。
こうした男女の違いは、長い狩猟採集時代の遺物ではあるが、無意識のなかに深く根ざしており、日常生活のなかで深刻な影響を与えやすいという。違いをちゃんと意識して、相手の気持ちを理解する努力が欠かせないのだ。
番組では、ワシントン州立大学の離婚防止のカウンセリングプログラムに密着し、「子育てを成し遂げる関係から、お互いの人生に影響を与え合う関係へ」と変わるなかの男女関係を描く。
あるアメリカ人夫婦の会話が例として取り上げられていたが、典型的だった。女は気持ちを受け止めて欲しいと思っているのに対して、男は問題点を指摘して改善を迫る。
ステレオタイプ化するのはよくないけど、番組の説明によれば……男は狩猟生活で生き延びるためにストレスにさらされると攻撃的になりやすく、会話は問題解決中心に。女は女たちで子育てコミュニティをつくっていくから、気持ちを共有し受け容れてもらうことを求め、会話は人間関係づくり中心に。
管理職研修の中では軽い話題ネタ程度にしか扱ってなかったけど、大まかにいってそういうコミュニケーションの違いがあるということは以前からネタにしていた。
次回以降も楽しみ。
第2回 何が違う? なぜ違う?
第3回 男が消える?人類も消える?