ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

キヤノン、非正規雇用者1,000人を正社員に

2007-03-26 08:00:00 | 時事
キヤノン、非正規雇用者から千人を正社員に登用
 キヤノンは、グループ各社の工場で働く非正規雇用の労働者のうち1000人を08年末までに正社員に登用する方針を明らかにした。正社員化は段階的に行い、まず派遣社員を期間工として雇用し、この中から試験に合格した人を正社員として採用する。この方針は、27日に各工場の責任者を集めて説明する。

 キヤノンは昨夏、実態は派遣なのに形式的に請負を装う違法な「偽装請負」が表面化。これをきっかけに派遣や請負の労働者から数百人を正社員にする方針を明らかにした。

 ところが、今年2月、人事本部長が朝日新聞の取材にこれを先送りする意向を表明。今国会ではキヤノンの偽装請負に批判が集中した。今回の方針表明は、そうした批判に配慮した格好だ。


 「偽装請負」について「法律が悪い」とうそぶいていた会長をいただき、さらに当初発表した正社員化を先送りしたもんだから、すっかり世間の風当たりが悪くなったのでしたね。今頃軌道修正するぐらいなら、先送りしなきゃよかったのに……。

キヤノン、派遣・請負3500人を直接雇用へ
 キヤノンは2008年末までに、グループ19社の製造部門で働く派遣労働者や請負労働者のうち16%にあたる3500人を直接雇用に切り替える。グループの製造部門の正規社員の比率が2割強と少なくなり、技能伝承などが難しくなると判断。直接雇用へ切り替えても人件費の大幅な負担増にはならないとみて採用を進めていく。

 キヤノングループの製造部門のうち派遣・請負労働者は約2万1400人。このうち1000人を中途採用の正社員、2500人を期間従業員として採用する。


 見出しの人数が違うと思ったら、正社員化するのが1,000人、期間従業員として採用するのが2,500人で合わせて3,500人ってことですね。期間従業員って、結局は時限付雇用で、期間満了したら雇い止め(契約終了)ってことではないんでしょうかね(汗)。全員が対象というわけではなさそうなので、どうやって対象者を決めるのか、気になるところです。


最新の画像もっと見る