ネタは降る星の如く

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女性の登用

2005-06-08 13:40:26 | 時事
箭内 昇氏の小論、続編。

第61回「女性が銀行を救う? パート2」(その1)
第61回「女性が銀行を救う? パート2」(その2)
第61回「女性が銀行を救う? パート2」(その3)

2004年度の東京都男女雇用平等参画状況調査によれば、管理職を希望する女性はわずか18.7%でしかない(男性51.1%)。

 彼女たちが管理職を希望しない理由は「現在の自分の能力では自信がない」がダントツの1位で、「考えたことがない」「仕事と家庭の両立が困難」と続く。

 だが、能力や自信は仕事をこなしてこそ養われる。彼女たちが「能力に自信がない」「考えたことがない」というのは、「男社会」が彼女たちから挑戦の機会を奪ってきたことの証左でもある。


 研修で協力してもらっているコンサルタントのひとりが昨年の研修中に言ったことが、印象に残っている。「属性で語られるのは少数派である証。『女性』がその一例」……まったく同感。

 私は、アファーマティブアクションも女性管理職の割合を目標に定めて女性の昇進を促す施策も嫌いだ。管理職は基本的に能力によって選別されるべきだと思っているからだ。

 とは言え、女性の登用は道半ばだろう。外資系の当社では、以前から女性管理職はいるものの、割合は自慢できるほどではない。ここ数年、比率はわずかずつながら上がっていると思うし、部長級の女性が目に付くようになったというところはある。目覚しい変化とはいえないまでも、少しずつ進んでいると思う。

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