朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

東山花灯路

2009-03-23 | 京都の文化(春)
清水寺から青蓮院までの東山山麓の小路に、灯篭を置いて夜の寺院と街並みを飾るイベントがいつごろからか、この時期に開催されています。
 桜の季節が始まる前のオフシーズン対策ですが、大変成功しています。
 100年に一度の「不景気」ですが、観光客の人々で、狭い路はいっぱいです。
 三脚を担いだカメラ小僧ならぬカメラおばさん・オジサンたちもいたるところに徘徊していました。



 「石塀小路」などという小道、いままで行ったこともない場所ですが、きれいに光のランタンで飾られていました。


 
 円山公園の大きな桜の木も、花はまだですが、ライトアップされていて夜空に立派な姿を見せていました。



 その広場の隣にある「長楽館」、歴史ある石造りの洋館のホテルですが、道路沿いにて「ホットワイン」を販売していました。(500円)(左上の写真)
 すこし身体が冷えてきたので、とても美味しく感じました。門内の広い車寄せを開放していたので、大木の周りに腰掛けて路行く人々を眺めながら楽しみました。





 上の写真は「祗園閣」なる奇妙な建物ですが、これもライトアップされていました。大倉財閥の先々代の方が、「金閣と銀閣があるのに、なんで『銅閣』がないんやろ」とアイディアが閃いて、創建したとのことです。以前、知恩院の山門に登った時、南西の方角にこれがあって気になっていました。完成した当時は、東山の雰囲気を壊すとして非難轟々であったとのことです。いまはそれなりに、溶け込んでいますから、「京都タワー」みたいなものですかね。
 
コメント (2)
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