朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

北野天満宮の七夕

2012-07-08 | 京都の文化(夏)
笹飾りの美しい北野の天神さんに参詣してきました。

京都西陣が近くにあり、機織りの祖神である天棚機姫神のお祭りが「七夕」ですから。



今出川に面する大鳥居をくぐった少し広い場所に大きなテントがしつらえてあり、氏子さんの多くの幼稚園から児童が舞台に上がって、歌や踊りを発表していました。声や仕草がかわいいですね。



鳥居や、門の両脇に笹が飾られています。

こんなのとか、



・・願い事を書いた短冊は撮影を遠慮しました。

そして、名物の牛。みんなが撫でるのでつるつるです。



最後の門をくぐって本殿に参拝しました。



七夕飾りは、仙台の商店街の大きくて、沢山、豪華なデコレーションがある時期から有名になって、平塚やほかの商店街でも景気づけのために年々盛大になりました。

でも、素朴な笹飾りがやはりいいなと思いました。

~~
北野天満宮の公式ウェブによれば:

由 緒
御祭神菅原道真公の詠まれた詩に 「ひこ星の行(ゆき)あひをまつかささぎの渡せる橋をわれにかさなむ」 とあるように、当宮の七夕の神事は御手洗祭と称され古くより重要なお祭りとして斎行されてきた。

(中略)

子供達が自分の願い事を書いた折紙や、五色の短冊等を飾りつけた青竹20数本を祭壇の周囲に立て文芸上達祈願の後、園児等がゆかた姿で七夕の踊りを奉納祭典終了後各園園児達のお遊戯等を観賞して楽しい七夕の日をすごす。当宮では、星祭りというよりも我が国の機織りの祖神である天棚機姫神(あめのたなばたひめのかみ)をまつるお祭としての意味合いが強く、天の河の織姫星をたなばた様と称するのも天棚機姫神に由来し、本来は「棚機祭」と書いていた。

当宮周辺は機織りで有名な西陣の町だけに七夕信仰は根強く「天神様の七夕」として庶民に親しまれている。

(後略)
コメント
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