酒量販店の店頭で、こんなポスターに注意を引かれました。
あのダライ・ラマが住んでいたチベット。中国の奥地、ポタラ宮、ラマ僧の寺院、高山病になるほどの高原地帯、青海チベット鉄道(青蔵鉄道)~天を翔る列車~。しかも、現在は、外国人の立ち入り禁止だとか。
こんな奥地の高原で製造されたビールが、延々と中国大陸を横断して、どこかの港から船で日本まで運ばれてきたと思うと、大変なものだと思いました。・・運送エネルギーの無駄という感じもしますが。
さて、よく冷やして飲んでみたところ、味は北欧スタイルの薄い炭酸風味で色も薄めです。ホップの香りもなし。
瓶の裏ラベルの細かい文字を読んでみると、発泡酒と書かれています。麦芽使用率が日本のビール規格より低いためのようです。
こんなに遠くまで運んできてくれて、ご苦労さん。 ガラス瓶に、チベット文字がうきあがっていたのを見つけたので、紙と鉛筆で拓本もどきを取ってみました。それが冒頭の写真です。