
京都盆地の地下水がこの地で泉となって流れ出しています。その名水と、江戸時代の流通物資の最重要な米、大消費地の京都と大坂が控えていたことから、伏見の酒造業が発達しました。

御香宮神社の「御香水」です。
十石舟を降りたところから少し歩くと、月桂冠大倉記念館があります。その中にある井戸。

ひんやりした名水を柄杓でいただきました。「さかみづ」

こんな展示がいくつかあります。

昔の酒の携帯用、ひょうたん。文字どうり、エコロジカルで、サステイナブル。

いかにもお祝いの品。あるいは神棚に。

旧式電話とのコラボ・ポスター。いつの時代でしょうか。ダイヤルがついているので、すでに自動式です。日本に初めてダイヤル市内通話が始まったのは昭和初期なので、その頃にモダンな風俗と清酒をアピールしたものでしょうか。

入場料が300円必要ですが、この1合ボトルの月桂冠純米酒がお土産に頂けます。このお酒は売店で300円で販売していました。