玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

食欲増進のスイッチを押さない方法

2020-09-25 00:58:31 | 健康

 

 昨日の、昼食と夕食。
 午後のお茶は、なし。

 玄麦うどんに刻みネギの薬味、海の精をふりかけ。つけ汁は有機醤油少量。細切りゴボウのショウガ少量の醤油炒め。

 玄麦うどんは、無農薬、無肥料の小麦を精白しないで粉にしたものと塩で作られた。醤油は有機栽培小麦、有機栽培大豆、食塩で作られた。ゴボウ、ネギ、ショウガは慣行栽培。

 21日から小麦の食事を始めて、いろいろなことがわかった。食物繊維とアルカリ性。食欲と少食。

 

 また、おもしろい事がおこった。朝、出るものが出ない。
 そこで精白しない小麦で作られたうどんを食べることにした。精白しないので食物繊維は残っているはず。それとアルカリ性が強く食物繊維が豊富なゴボウをショウガと醤油で炒めた。これなら、出ないものも出るだろう。

 

 誰でも料理を作る時、いっぱい食べてもらいたいと思って心をこめてつくるだろう。精一杯働いてもらおうと。
 ところが、ここでは少食にして我慢しろ、と言ってきた。そのほうが健康のためだから。そして今度は小麦だけで、我慢してね、と。動物性高タンパクを食べなれると玄米は臭いだけで嫌いになるらしいから、それに欧米式の食事に小麦は欠かせない排毒の片方のコンビだから。
 大多数のかたがたは、食欲は健康のもと、と思っていらっしゃる。ところがここでは、全く、やることなすこと正反対。と思っていたが努力しなければ少食などできなかった。それが、簡単な理屈がわかれば少食は簡単にできる、とわかった。食欲のスイッチを入れなければ良いだけ。
 穀物菜食は植物性で作る料理なのでアルカリ性。穀物菜食を続けるとアルカリ性を入れることになるので体がアルカリ性になっていく。
 玄米も植物性でアルカリ性のはずだが食欲がものすごい時期があった。体がアルカリ精になっていて食欲が出るとすれば食べ物の玄米は酸化していることになる。玄米が酸化しているなんて本当か、何でそうなるのか。
 玄米も今食べているモチ玄米も高圧鍋で炊いている。110℃以上の高温とそれに見合った高圧で炊いているが、それが酸化の原因とすると、土鍋で100℃、1 気圧で長時間かけて炊くしかないが数日で飽きる。飽きる、ということは土鍋の玄米はアルカリ性なのか。

 高圧で炊くと少しこげるが、それがたいへんおいしい。こげたところばかり食べている。だが、こげるということは酸化したということだ。体がアルカリ性なので、ほんのわずかでもこげると食欲のスイッチが入る。そして少食にするのが難しくなる。

 

 高圧の玄米はこがさないこと。
 調理時間を短くする。


 こがすと食欲増進となり、少食にできない。
 寒さに耐えるため、持久力を維持するため、という理由をつけて心の底の底のーーー底では、いっぱい食べてね。
 それで高圧鍋の調理時間を長くしていた、無意識のうちに。食欲のスイッチをONにしておいて、少食にしろ、はずいぶんきつい言葉だった。本当はいっぱい食べてもらいたい、心の意識に上がって来ないところで願っていたことがわかった。ずいぶん、いいかげんな話だ。これに付き合ったほうは、良く我慢した、とは言え好きなように食べていたが。

 穀物菜食を長い間続けた体は少しのコゲなら、すぐにアルカリ性に戻すことができるのかもしれない。だから、コゲがおいしい。

 食欲増進スイッチが入る条件。
 1.  血圧低下で塩のナトリウムが欲しくなる。糖分が減少すると穀物が欲しくなる。
 2.  体がアルカリ性なら酸性のものを欲しくなる。逆の時は逆。

 3.  薬を飲んでいる場合は体が薬でアルカリ性になっているようなので酸化したものなど動物性高タンパクが欲しくなる。

 

 動物性高タンパクを食べると酸化が一段と進むが、薬のアルカリ性でバランスをとるのではなく、野菜、海藻、果物のアルカリ性を入れないと、いつまでも薬をやめられない。薬でアルカリ性にしておくと、野菜などのアルカリ食品がいつまでもおいしくないので食べられない。やめれば食べられる。
 酸化するものを食べないのが最初にやること、次に野菜など食物繊維の多いアルカリ性のものを食べる。そうすれば、精白した小麦を食べても詰まることはないはず。

 

 昨日の食事の結果は今日か明日わかる。

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