ヒエと稲は同じように見えるので、ほっておくと稲の上に出て収穫激減となるらしい。ヒエは代かきで完全に除去できるので、見たことがない。
もしかして、移植したものがーーーーーー
ヒエは昔、主食だった。大麦と分つき米が農家の主食なのはウィキペディアでわかった。
ヒエも主食だった。食物繊維も多い。ヒエ飯にして食べて見たくなる。ヒエにしてみれば雑草として嫌われるより、主食として好まれたほうが良い。
現代では、ひえーーーーー、などと嫌われるだけだが、二宮尊徳は冷害対策としてヒエを奨励し、天保の大飢饉を乗りきった。
飢饉を乗りきったもの、
大麦、ヒエ
二つある。
ウィキペディアでは
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ヒエ(稗、英名:Japanese barnyard millet、学名:Echinochloa esculenta (A. Braun) H. Scholz (1992))は、イネ科ヒエ属の植物。
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栽培化が行われたのは日本列島を含む東アジア領域と推測されている。
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和名に「ヒエ」とつく雑穀にシコクビエEleusine coracana (Linn.) Gaertn.とトウジンビエPennisetum typhoideum Rich.がある。前者はオヒシバ属に、後者はチカラシバ属に属し、同じイネ科ではあるがヒエとは縁遠い植物であり、外観も大きく異なる。調理形態もヒエが主に粒食であるのに対して、これらは粉食が主流である。日本ではかつて重要な主食穀物であったが、昭和期に米の増産に成功したことで消費と栽培が廃れた。
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穎に覆われた状態のヒエの穀粒は長さ2.3〜2.1mm、幅1.9〜2.1mm、重量3〜4mg。
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日本では縄文時代の前期から冷涼な北海道と東北地方で栽培された[1]。近現代でも明治時代までは東北地方の山間部や関東地方の畑作地帯などをはじめ全国的に主食用として栽培されていた。
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日本における主食としての調理法は「ごはん系」「かゆ系」「しとぎねりもち系」の3系統が主流である。
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100 gあたりの栄養価 | |
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エネルギー | 1,530 kJ (370 kcal) |
73.2 g
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食物繊維 | 4.3 g |
3.3 g
|
|
飽和脂肪酸 | 0.56 g |
一価不飽和 | 0.66 g |
多価不飽和 | 1.65 g |
9.4 g
|
|
ビタミン | |
チアミン (B1) |
(22%)
0.25 mg |
リボフラビン (B2) |
(2%)
0.02 mg |
ナイアシン (B3) |
(3%)
0.4 mg |
パントテン酸 (B5) |
(30%)
1.50 mg |
ビタミンB6 |
(13%)
0.17 mg |
葉酸 (B9) |
(4%)
14 µg |
ビタミンE |
(1%)
0.1 mg |
ミネラル | |
ナトリウム |
(0%)
6 mg |
カリウム |
(5%)
240 mg |
カルシウム |
(1%)
7 mg |
マグネシウム |
(16%)
58 mg |
リン |
(40%)
280 mg |
鉄分 |
(12%)
1.6 mg |
亜鉛 |
(23%)
2.2 mg |
銅 |
(8%)
0.15 mg |
セレン |
(6%)
4 µg |
他の成分 | |
水分 | 12.9 g |
水溶性食物繊維 | 0.4 g |
不溶性食物繊維 | 3.9 g |
ビオチン(B7) | 3.6 µg |
%はアメリカ合衆国における 成人栄養摂取目標(RDI)の割合。 |
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宮中の新嘗祭に際しても用いられ、このために宮中に献上するヒエを青森県などで栽培する制度がある。
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飢饉の際の非常食として高く評価されており、二宮尊徳が農民達の反対を押し切ってヒエの栽培を奨励したおかげで、天保の大飢饉の際に多くの農民が救われたといわれている。これは後述のように、冷害に強く、安定した生産量を確保することが容易だった反面、社会的な評価が低く、売却が困難であったため、結果的に一番貯蔵に回しやすい作物であったからであるといわれている。
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歴史的、文化的、経済的に重要度が極めて高い穀物でありながら、文字記録がヒエについて沈黙することも多く、その実像が不当に低く評価されている面がある。
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脚注
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