父が、任せるから作ってくれ、と言った畑に除草剤をまいてくれた。
これから寒くなって、ほったらかしでも枯れていくが、ご丁寧に。本当に苦労性だ。
今日も快晴、穏やか。除草剤散布に最適だ。
ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり歩きながら散布していた。重いタンクを背負って、回復して良かった。
痛くないのかもしれない。ゆっくりなのは、関節が固まって油が切れた状態になり、ギーギー、ゴリゴリ、ガギガギ、やっとこすっとこ動かしている。
動かないのを無理やり動かしているので、力の加減がむずかしい。ゆっくりになる。
この畑は全面委託された、と思っていたが、そうではない。有機栽培申請は令和6年12月になり、2カ月延期となった。
全面委託された、はずだが、そんなことどうでも良いのかもしれない。。それより、あの足で何をつくるのだろう、不思議だ。
特別な念力か、どこかにあるロボットか、誰かに二重貸しか。親子だから契約の概念などどこにもない。資本主義以前。江戸時代か。
江戸時代でも引退したら、いっさい口出ししないで、余生を楽しんだらしい。
利根川の向こう、佐原市に、江戸時代の伊能忠敬の家が保存されている。引退後、全国を歩き回って世界がおどろく日本地図を完成させた。引退後の代表例だ。
家業に口出しなどしている余裕などない。
自分で言ったことを知らんぷりして手出ししているのだから、江戸時代以前だ。すいると戦国時代。
戦国時代は契約など絵に描いた餅、力でぶんどる時代だ。所有権さえあったのかどうか。
頭の中は、どう見ても戦国時代、やめさせるには力でーーーーまさか、とんでもない。
一度耕作を頼んでおいても、そんなもの初めから無いことになっているので、それに、全く反撃などないので、余裕で思い通りにやれる。良かったね、現代に生きていて、戦国時代の頭でも、現代は安全安心。
戦国時代なら、やったもん勝ちだ。
戦国時代の頭に、資本主義を主張する気もないので、やられ損だ。
ほっとけ、知らんぷりで行けーーーーーーいつもそう。
タクシーを使ってもらえーーーーーーこのごろタクシーを頼まないので専属運転手になっている。
電話に出たくないーーーーーーたのまれるのは誰なのか考えたことは。
向こうへ行きたくないーーーーーー夕食ぐらいは。
同じこたつの上でかーーーーーーお膳を用意する。対面でなく同じ方向、テレビを見て。ネットに接続がまだできていない。配線よろしくね。
そうは言っても、話したくないーーーーーー江戸時代の雰囲気、正座、お膳に3種類ぐらいの料理、舞いを見る代わりにテレビ。番組を選んでね、時間の無駄にならないように。
しかし、根本的に時間の無駄ーーーーーーほんのちょっとの、おつきあい。
現代資本主義より江戸時代、戦国時代の一つ未来の時代の、ガチガチ法律の世界の雰囲気を出せれば理解できるかな。親子でも口出し手出しなどしなかった、すばらしい世界を。
無理だよ、バカらしい、くだらない、イライラするだけーーーーーーやってみないと。
やるだけムダ、かかわりあいになりたくないーーーーーーつきあいが悪いと嫌われるよ。普段、余裕だらけじゃありませんか。