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Mikuのブログ

衆参両院の情報監視審査会が初報告 「国家防衛法」でもある特定秘密保護法

2016-04-01 21:15:58 | 防衛問題

政府が指定した特定秘密をチェックする衆参両院の情報監視審査会が30日、初めて報告書を提出した。

朝日新聞は1面で、審査会は政府から十分な説明を受けられず、監視機能を果たせていないと報じた(31日付)。

特定秘密保護法は2013年12月に成立した。この法律の目的は、政府が日本の安全保障に関する情報のうち、秘密にすべきものを指定し、その漏えいを防ぐことだ。

今回、審査会は、2014年12月に行政機関が指定した382件の特定秘密が適正かどうかをチェックした。だが、政府側は曖昧に答えたり、説明を拒んだという。審査会は、特定秘密の提出を要求することはできるが、強制力はない。

朝日新聞などは、「何が秘密かは『監視役』にも教えない」と批判している。

 

国防体制の確立が最優先

だが、特定秘密保護法が成立した以上、秘密にするのは当然だろう。「こんな秘密がある」と明かせばそれは「秘密」ではなくなる。そもそも秘密を外からチェックすること自体、法律の趣旨に反する。

「なぜ特定秘密保護法が必要なのか」という原点に立ち返るべきだ。

北朝鮮や中国などの軍事拡張が進む中、日本の安全保障体制を整えることが急務だ。もちろん、国民を説得し、憲法も改正することが望ましい。だが、マスコミからの批判も強く、国民の理解を得るには時間がかかりすぎる。

そのため政府は、特定秘密保護法の下、国防体制を整えるための準備を進めているのだろう。それをしなければ、多くの日本人の命が失われるかもしれないからだ。

大川隆法・幸福の科学総裁は、2013年11月末、刑法学の大家である藤木英雄・元東大法学部教授の霊を呼び出し、特定秘密保護法についての意見を聴いていた。藤木元教授の霊は、次のように語った。

「これは、『応戦準備』をしているわけですよ。(中略)今回の秘密保護法のなかには、『核の持ち込み』もあると思いますよ。(中略)だけど、『悪い方向でやろうとしているわけでない』と、私は思います。(中略)

『特定秘密保護法なんて軟弱な法律つくってないで、「国家防衛法」をパシッとつくれ!』と、強気で言ってもいいんじゃないですか。日本の国を売ったり、国民を皆殺しにさせたりするほうに加担する人たちは許しがたいですから。抑止しなきゃいけない」

孫子は「戦わずして勝つ」ことを最善だと説いた。政府には、戦争を未然に防いだり、例え起きたとしても最小限の被害で押さえるための戦略を練る責任がある。

(山本泉)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『「特定秘密保護法」をどう考えるべきか』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1072

【関連記事】

2013年12月11日付本欄 「特定秘密保護法」は、刑法学の大家からはどう見えるか? マスコミはそのマクロ的視点に学べhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=7059

2016年3月29日付本欄 民進党結党は、選挙のため? 国民のため? トランプ氏「日本の核武装認める」発言をどう受け止めるかhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=11134

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小保方晴子氏がホームページを開設 STAP HOPEというサイト名に込められた意味

2016-04-01 21:12:59 | STAP細胞

STAP細胞の研究を行っていた小保方晴子氏が31日、英語のウェブサイトを開設した。サイト名は、「STAP HOPE PAGE」。( https://stap-hope-page.com/ )

 

サイトには、過去のSTAP研究の内容や、STAP細胞をつくるためのレシピ(コツ)を含むプロトコル(作成手順)、STAP現象の検証実験の結果などの ページがある。小保方氏は、「他の研究者が実際にSTAP細胞の作製に成功するだろうという希望を込めて、プロトコルを明らかにした」と記している。

小保方氏は、あいさつとして、「まず初めに、2014年に科学誌ネイチャーに掲載されたSTAP論文について、深い自責の念と謝罪の意を示したいと思います。STAP論文に強い責任を感じ、科学者として不注意なミスを恥じています」と記している。

このサイトを開設した目的については、「STAP細胞をつくることができる」という確たる証拠が得られるよう、研究者たちに情報を提供すること、だとした。

小保方氏は今も体調を崩しており、情報提供も少しずつ行うという。あいさつの最後を、「私は、STAP細胞に関する研究が、最先端の科学論文として再び現れることを心から願っています。私たち全員にとってプラスになることだと思うからです」と締めくくっている。

加えて、告知ページには、「早稲田大学に再提出された私の博士論文は、まだ訴訟関係者と相談中であり、他大学にも再審査をお願いしています。どんな結論に 至るか分かりませんが、こうした理由から、博士論文の公開は見合わせています。あらかじめ謝罪いたします」と記されている。

小保方氏は今年1月末、手記『あの日』を発刊し、大きな話題になった。手記には、STAP細胞の研究や理化学研究所内の動き、マスコミの報道姿勢などが記 されていた。この手記からわかることは、小保方氏は「STAP細胞の存在を確信しているが、それを証明できる状況ではなかった」ということだ。それは現在 も同じだろう。

STAP現象の解明に向け、新たな一歩を踏み出した小保方氏にエールを送りたい。そしてこれを機に、STAP細胞の実在が証明されることを願いたいが、もし、海外の研究者が証明に成功すれば、日本の科学界は大発見を自ら潰したことになってしまう。

小保方氏自身も、「STAP細胞の研究を再び行いたい」と強く思っているはず。小保方氏を応援する研究者が現れ、再び研究できる環境が整うことを期待したい。

(山本泉)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『小保方晴子博士守護霊インタビュー』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1493

幸福の科学出版 『小保方晴子さん守護霊インタビュー それでも「STAP細胞」は存在する』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1144

【関連記事】

2016年4月号 小保方氏は"わな"を仕掛けられた!? - ニュースのミカタ 3http://the-liberty.com/article.php?item_id=10976

2015年12月13日付本欄 STAP細胞が証明された? 小保方氏の研究にもう一度目を向けるべきhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=10610

2015年11月3日付本欄 小保方氏の博士号取り消しが確定 STAP細胞の可能性に目を向けよhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=10419

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