自分の国は自分で守れ

Mikuのブログ

北朝鮮がミサイル発射でトランプ政権との対決姿勢 日本もミサイル防衛と核の抑止力強化を

2017-03-08 10:13:46 | 中国・北朝鮮・共産党・尖閣国防問題

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12689

《本記事のポイント》

  • 北朝鮮が米韓合同軍事演習に反発して6日朝にミサイルを発射。
  • トランプ政権は北朝鮮に対する軍事行動を含むあらゆる選択肢を検討。
  • 日本もアメリカ任せにせずにミサイル防衛の強化と核の抑止力を備えるべき。

 

米韓両軍が1日から始めた過去最大規模の合同軍事演習に反発し、北朝鮮が6日朝、ミサイル発射を強行した。4発の弾道ミサイルが発射され、そのうち3発が日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。 

北朝鮮が日本の排他的経済水域(EEZ)内に弾道ミサイルを撃ち込んだのは、昨年9月5日以来、半年ぶりのことだ。 

北朝鮮は、昨年の米韓合同軍事演習の際も対抗措置として、新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」を発射するなどしていた。また、来週からは、アメリカのティラーソン国務長官が日中韓3か国を訪問するため、ミサイル発射を受けてトランプ政権がどう出るかを探る狙いがあったとみられている。 

 

トランプ政権は北朝鮮に対し「あらゆる選択肢」を検討

金正恩氏が1月、米本土への攻撃が可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)をいつでも発射できると主張した際、トランプ大統領はツイッターで「そうはさせない」と述べていた。北朝鮮の核・ミサイル開発を米国の主要な脅威と位置付けるトランプ政権は、今回のミサイル発射を受けて、北朝鮮の態度が変わるのを待つというオバマ前政権の「戦略的忍耐」の見直しに着手した。 

金正恩・朝鮮労働党委員長による指導体制の転換、対北軍事行動のほか、核保有国としての認定など「あらゆる選択肢」を検討しているという。もし北朝鮮がICBMの発射実験に踏み切ろうとした場合、トランプ政権は北朝鮮を先制攻撃する軍事オプションも検討している可能性がある。 

 

日本も北朝鮮に対するミサイル防衛と抑止力を備えるべき

トランプ政権は北朝鮮をけん制する姿勢も見せており、今後、対応に本腰を入れると見られている。しかし、トランプ政権の軍事戦略を握るマティス国防長官やマクマスター大統領補佐官らが中東の専門家であることからも、対ISテロなど、中東問題の解決が何よりも優先されることがうかがえる。 

アメリカ本土にICBMが撃ち込まれるような局面になれば、さすがにアメリカが北朝鮮に先制攻撃することも考えられる。しかし、同盟国である日本への攻撃で、アメリカが報復攻撃を顧みずに軍事行動に移れるかどうかは未知数だ。日本はアメリカの軍事戦略に協調しながらも、日本独自で北朝鮮の軍事的脅威を封じ込められる程度の防衛力は持つべきだ。 

現在の日本のミサイル防衛を強化することは重要だが、多くのミサイルで同時に攻撃された場合、すべてを撃ち落とすことは難しいのが現状だ。安全を確保するためには、抑止力として、自衛隊が敵基地攻撃能力を保持する選択肢も排除すべきではない。 

幸福実現党は立党当初から、相手国からの攻撃を抑止する「敵基地攻撃」ができる体制を整える必要性を国防政策として掲げていた。そして現在は、北朝鮮と中国の軍事的な脅威を前に「核装備の検討が必要だ」とも訴えている。 

金正男氏殺害事件も含め、体制維持に躍起になる金正恩・朝鮮労働党委員長が権力を誇示するために、強硬な手段に出る可能性もぬぐえない。日本には今こそ、北朝鮮の脅威に対応する現実的な力が必要になっている。

(小林真由美)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『幸福実現党宣言』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=113 

幸福の科学出版 『北朝鮮 崩壊へのカウントダウン 初代国家主席・金日成の霊言』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1677 

【関連記事】

2017年3月3日付本欄ようやく日本も敵基地攻撃能力の保有?2009年から始めていれば今頃実現していたhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=12676 

2017年2月23日付本欄 金正男の殺害に北朝鮮大使館員が関与 霊言から見えてくる北朝鮮の未来http://the-liberty.com/article.php?item_id=12651 

2017年1月26日付本欄 北朝鮮の高官「ICBMはいつでもどこでも発射できる」 野放しにはできない金正恩体制http://the-liberty.com/article.php?item_id=12526

─ ─ ─ ─

「今回のミサイルは、な・なん?なんのファビョ?」と思っていましたが 来週のティラーソン国務長官の3か国訪問でしたか。

今見たら6日~7日のトランプ大統領のツィートは・・オバマケアとか医療、雇用創出、プーチン大統領、ハッキング、みんなへの感謝・・こんな感じでしょうか。自動翻訳がひどく短い文章なのに何言ってるのか全くわからんチンなのです。

「和訳!今日のトランプ大統領」というトランプツィートの完全翻訳アカウントもフォローさせてもらってますが、昨日のはまだ流れてきてませんね。

んなんてトランプ大統領頼みは・・だめだめ!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緊迫する北朝鮮情勢――日本はよりリアルな国防を

2017-03-08 09:42:14 | 中国・北朝鮮・共産党・尖閣国防問題
[HRPニュースファイル1786]http://hrp-newsfile.jp/2017/3102/

HS政経塾 第5期生 表 なつこ

◆またしても北朝鮮が日本海に向けてミサイルを発射

先日3月6日朝、北朝鮮がまたも日本海に向け弾道ミサイルを発射しました。4発のうち3発が日本の排他的経済水域(EEZ)内に、残りの1発もEEZ付近に着弾しました。

安倍晋三首相は、今回の発射で北朝鮮が新たな段階の脅威になったと述べました。

今回のミサイル発射の理由は、(1)今月1日から行われている米韓合同軍事演習への対抗、(2)アメリカのティラーソン米国務長官が、北朝鮮の核・ミサイル問題を「差し迫った脅威」と認識し、日中韓との連携強化を目的として各国を訪問することに対するけん制、の二点があると言われています。

◆北朝鮮の国際的環境は悪化

各国の北朝鮮への視線は厳しさを増しています。

北朝鮮は、先月12日の日米首脳会談直後にもミサイルを発射しました。日米をけん制する狙いだったと考えられますが、かえって両国の結束と対北朝鮮への強硬姿勢を強めました。

また、同13日には金正男氏暗殺の報せが世界に衝撃を与えました。暗殺の現場にされたマレーシア政府は北朝鮮との国交を断絶する動きも見せています。

ひいては、北朝鮮と比較的友好的関係にあった東南アジア諸国も北朝鮮の扱いを見直す議論を始めています。

またこの事件を受けて、トランプ大統領は北朝鮮をテロ支援国家に改めて指定する検討を始めていました。

◆北朝鮮内部も情勢悪化

一方で北朝鮮内部も混乱していると見られます。

金正男氏殺害の容疑者と見られる複数の人物が所属している、北朝鮮の国家保衛省(政治警察)において、5人以上の幹部が高射銃で処刑されたと、先月27日に韓国の国家情報院が明らかにしました。

人民は金正恩氏に忠誠心を持っておらず、体制に不満を持つ高官の脱北が相次いでいます。末端の地方保衛部員らは、現政権崩壊後に自分たちが人民にリンチされることを恐れている、といいます。(参照:西岡力 http://ironna.jp/article/3960

◆トランプ政権の対北政策

トランプ大統領は2月23日、ロイター通信のインタビューで、大統領就任後初めて核戦力について明言し、「私は核のない世界を誰よりも見たいと思っている。しかし核保有国があるなら、核について他国に劣るつもりは決してない」と、核戦力増強の意向を示しました。

このインタビューの中で北朝鮮については「非常に怒っている」、金正恩委員長との直接会談の可能性については「遅すぎる」と語りました。

アメリカは、北朝鮮のミサイルから韓国を防衛するために、年内に地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)を在韓米軍に配備する予定ですが、THAADの迎撃の精度は不透明であるため、北朝鮮がミサイル発射実験をしようとした際に軍事施設を攻撃するほうが確実性は高いと考えています(3月4日付日本経済新聞)。

また、アメリカは金正恩委員長を別の指導者にすげ替える構想も検討しています。

◆日本はどうするか

アメリカは現在の北朝鮮の混乱状態から、核実験や弾道ミサイルの発射を一段と予測しにくくなったと認識しています。

この度(3月6日)のミサイル発射も、事前予告もなく日本の排他的経済水域に着弾しており、「漁船等が操業している可能性もあり、きわめて危険な行為」(3月6日安倍首相発言)です。

日本では現在、この北朝鮮情勢の悪化を受け、危機が差し迫った際には相手国のミサイル攻撃基地を先制攻撃できる「敵基地攻撃能力」の保有を検討しています。

これは国際法上も認められている能力であり、先に紹介した「THAADよりも軍事施設攻撃の方が精度は高い」というアメリカ側の考えにも一致するものです。

ただ、憲法9条の解釈から、国防のあり方を「専守防衛」と規定してきた日本はこの能力を持たずにきたため、実現には5~10年かかるとされています。

したがって北朝鮮の暴走から確実に日本を防衛するためには、アメリカの核を日本に配備し抑止力にするニュークリアシェアリング(核共有)などについても、同時並行的に議論し交渉していくことが求められていると言えます。

日本は、緊迫している周辺の国際環境を受け、より現実的に安全保障を考える必要があるでしょう。
 
 
--------
◎幸福実現党公式サイト http://hr-party.jp/
◎HRPニュースファイルサイト(バックナンバーがご覧いただけます)
http://hrp-newsfile.jp/
◎購読は無料です。購読申込はこちらから(空メー ルの送信だけでOK) ⇒p-mail@hrp-m.jp
◎新規登録・登録解除はこちらから ⇒ http://hrp-m.jp/bm/p/f/tf.php?id=mail
◎ご意見・お問い合わせはこちらから ⇒ hrpnews@gmail.com
 
─ ─ ─ ─ ─
 
>>アメリカは金正恩委員長を別の指導者にすげ替える構想も検討しています 
すごいですね。
そんなこともできてしまうとは・・・
トランプ大統領ならではの秘策があるのでしょうか。
やはり工作員をもぐりこませて大規模デモを起こさせるとか?それはとても危険な作戦ですね。
オバマ前大統領の時は中東の誰かの時みたいに正恩を暗殺する計画もあったとか?それを決行するのかも・・?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレンダー

2017年3月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

バックナンバー

  • RSS2.0