自分の国は自分で守れ

Mikuのブログ

矛盾する主張を止め、豊洲移転を進めるべき

2017-03-17 15:54:09 | 政治・国防・外交・経済

[HRPニュースファイル1791]http://hrp-newsfile.jp/2017/3112/

幸福実現党 政務調査会 都市計画インフラ部会 HS政経塾第2期卒塾生 曽我周作

◆混乱招く小池都知事の無責任

昨年の東京都知事選以降、築地市場の豊洲への移転が延期され、移転の目途がたたない状況が続いています。

小池都知事は移転を延期させる理由として以下の三点を挙げています。

1.安全性への懸念
2.巨額かつ不透明な費用の増加
3.情報公開の不足

確かに都民としても、一点目の「安全性」の問題については関心が高いと思います。

では、築地と豊洲の一体どちらが「安全」なのでしょうか?このことが議論されなければなりません。

例えば豊洲の新市場の土壌汚染問題について小池都知事は「消費者が地上と地下を分けて合理的に考えてくれるのか。ガス工場だったことに変わりない」と言います。

これは専門家会議(正式名称:豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議)における議論がベースになった発言だと考えられます。

今年1月14日に開催された専門家会議においても、「地上部分と地下の部分は別に分けて考えたほうがいいんじゃないか」(平田座長発言)と述べられた上で、地上部分については「安全」であるが、地下の問題については「安心」が担保されていないと繰り返し指摘されています。

つまり、豊洲の新市場は「安全」である。しかし、「安心」は与えられていない、というわけです。

ならば、本来は知事が「豊洲は安全です。だから安心してください」と言わなければなりません。そして、市場関係者や都民等に安心を与えるように発信しなければならないのではないでしょうか。

最終的に、移転の判断を行うのは都知事の政治判断によります。責任は専門家会議ではなく都知事にあるはずです。この点、小池都知事が逃げているようにみえてなりません。

産経新聞の報道では、小池都知事が主宰する政治塾で移転問題について「私が結論を出すわけではない。こういったことは都民の皆様によく知っていただいて、時には判断に参加していただく」と発言し、この問題の住民投票実施を「感じさせる」発言をしたと言われています。

これは都知事としての責務放棄ではないでしょうか。何のために都民から選ばれた都知事なのでしょうか。

そもそも、地下の環境基準を上回るベンゼンなどが検出されているものの、それが飲用水として使われるわけでもなく、市場内で利用されるものでもなく、地上にいる私たちが影響を受ける心配もないということを、なぜ都知事が率先して発信しないのでしょうか。大いに問題があると考えます。

◆築地の安全問題からは目を背ける、正直さのない対応

一方、築地市場には様々な問題があります。

開場から80年ほどが経過し、老朽化も進んでいます。耐震性の問題を抱えた建物もあります。開放型の施設で、ネズミがいることも確認されています。

そしてさらに、築地の地下もいわゆる土壌汚染があり、ヒ素が環境基準の2.4倍を検出しました。

それに対して小池都知事は「コンクリートなどで覆われ、法令上問題なく健康に影響を与えることはない」と言います。

それならば、豊洲新市場も同様の理由で安全であることは明らかです。土壌汚染対策では法令上の基準もクリアしています。もちろん耐震性の基準も満たしています。

しかし、築地市場に対しては「さまざまな課題を抱えているが安全と考えている。長年にわたって勝ち得た築地ブランドという安心もある」と言いながら、豊洲新市場に対しての安全宣言は口にしません。

判断基準にまったく一貫性が感じられません。

「さまざまな課題」を抱えた築地市場に対して、都知事の発言一つで「安心」が与えられるのならば、一体なぜ豊洲については安全だと言わないのか、と言わざるを得ません。

1月の専門家会議の場で豊洲の子どもが嫌がらせを受けていることが指摘されました。福島の問題に極めて似た事が起きています。

結局、マスコミや都知事等が風評被害を作り上げているとしか言いようがありません。その責任は重いのではないでしょうか。

◆小池都知事は東京都の責任者として適格なのか?

さらに今百条委員会を設置し、豊洲への移転に至る経緯の部分を問題にしています。

しかし、これは「既に完成している豊洲新市場」への移転を行うかどうかとは別の問題のはずです。

土地売買の経緯などに、たとえ何か政治的な問題があっても、6000億程の費用をかけて完成した施設を「使わない」理由にはなるとは思えません。問題を混同するべきではありません。問題は、豊洲の新市場が安全で使える施設なのかどうかです。

毎日、豊洲の新市場は施設維持に500万円ほどの費用がかかっています。移転をするからと、必要な設備を入れた業者の方もいます。多くの人が豊洲への移転を前提に、準備などを進めていたわけです。

都知事個人としては自分の懐が痛むわけではないのでしょうが、いたずらに移転を先延ばしにした結果垂れ流される経費などのツケは一体誰が払うことになるのでしょうか。小池劇場のツケは高くつくことになります。

築地と豊洲における問題については、判断に一貫性持ち、豊洲への移転を早期に進めるべきだと思います。

その上で、オリンピック開催に向けて、重要な施設整備などを推進して、レガシーを残すべきです。

道路整備も必要です。これについては、目先の経費削減のパフォーマンスに終始せずに、本当に使える施設、使い続けられるものを残していただきたいと思います。

税金を決して無駄なものとせずに、大切に将来に残るものに使っていただきたいと思います。


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映画「君のまなざし」公開日決定 予告編&ポスターも公開

2017-03-17 12:41:26 | 映画・ドラマ・芸能・スポーツ

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12719

新感覚スピリチュアル・ミステリー映画「君のまなざし」の公開日が、2017年5月20日に決まったことが今月16日、発表され、予告編とポスターも公開された。 

予告編は、映画の公式ホームページから観ることができる(下記URL)。

http://kimimana-movie.jp/

 

夏のあの日。思い返せばわかることだった。君のまなざしは、すべて知っていたのだと――。

 

そんな意味深なモノローグで始まり、主人公の大学生・健太(梅崎快人)と友人の朝飛(大川宏洋)、あかり(水月ゆうこ)がひと夏働くペンションの楽しげな様子が続くかと思いきや、どうしてバイトすることになったのかを尋ねる健太に、あかりが「門が開きかけてるから……」と答えるところでシーンは一変。 

うなされ、気絶する健太、謎の洞窟……。そして、このペンションに隠された秘密を探るため、物語は一千年前に遡る。時は平安時代。激しい斬り合いや白塗りの公家、装束に身を包んだ羊禅(黒沢年雄)が登場し、現代と平安時代とを結ぶ深い因縁が示唆される。 

さらには、許されない過ちを犯してしまった夏希(手塚理美)、ペンションのオーナー大介(黒田アーサー)の隠された過去が絡み合い、クライマックスへ……。 

予告編の最後で映し出される「運命を変える、もうひとつの世界。」というフレーズは何を意味するのか。激しいシーンが目白押しの平安時代に何があったのか。そして、開きかけた「門」とは何なのか――。

 

まだまだ謎だらけだが、時空を超えた壮大なスピリチュアル・ミステリーに期待が高まる。

  

2017年5月20日(土)全国公開!

出演/梅崎快人、水月ゆうこ、大川宏洋、日向丈、長谷川奈央、春宮みずき、合香美希、手塚理美、黒沢年雄、黒田アーサー

製作総指揮・原案/大川隆法 監督/赤羽博 総合プロデューサー・脚本/大川宏洋 音楽/水澤有一 製作・企画/ニュースター・プロダクション 制作プロダクション/ジャンゴフィルム 配給/日活 配給協力/東京テアトル

(c)2017 NEW STAR PRODUCTION

 

【関連ページ】

映画「君のまなざし」公式ホームページhttp://kimimana-movie.jp/ 

ニュースター・プロダクション公式ホームページhttps://newstarpro.co.jp/ 

【関連記事】

2017年1月11日付本欄 映画「君のまなざし」予告編第2弾公開 時代劇?人間ドラマ?http://the-liberty.com/article.php?item_id=12446 

2017年4月号 俳優か、クリエーターか、伝道師か。 - 大川宏洋、劇団への挑戦http://the-liberty.com/article.php?item_id=12635

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2017年、春のお彼岸入りへ――「間違った供養」をしていませんか?

2017-03-17 12:06:16 | 幸福の科学・宗教・科学・医学・SP

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12720

《本記事のポイント》

  • 不幸を先祖のせいにする"供養宗教"にご注意
  • 天国にいそうな先祖、地獄にいそうな先祖で、対応は変わる
  • 供養は「自分の死後」を考える機会でもある

 


昼と夜の長さが同じになる3月下旬の春分、9月下旬の秋分のころを、「彼岸」と言います。

 

お彼岸時には、親族が実家に集まり、先祖を「供養」するためにお坊さんを呼んでお経をあげてもらったり、お墓参りをしたりしますが、意外と「供養の意味」についてはよく分からないという方が多いのではないでしょうか。 

「供養」というと、「あなたが不幸なのは、浮かばれていないご先祖様のせいです」という"先祖供養宗教"が思い浮かぶ人もいるかもしれません。 

この先祖供養宗教について、幸福の科学・大川隆法総裁は、著書『正しい供養 間違った供養』でこのように述べています。

 

たいていの場合、四代以上前の先祖が浮かばれていないと言われます。そして、『それが原因で不幸が起きているのだから、先祖供養をしっかりやれば運がよくなる』と言われるのです。これは、先祖供養型の宗教を生業とする人の常套手段だと言ってもよいでしょう

 

先祖が浮かばれているかどうかは、相談者には分かりません。したがって、何代か前の先祖のせいにしておけば、それで見料をもらえるのです。このような"商売"が日本各地でどれだけ行われているかを考えたとき、私は愕然とせざるをえません。なかには、本当に浮かばれずに迷っている先祖がいる場合もありますが、その場合でも、積極的に子孫を害してやろうと思っている先祖は、基本的にはいないのです

 

"先祖供養ビジネス"の間違いが喝破されていますが、では、「正しい供養」とはいったい何なのでしょうか。同著から、供養のあり方について見てみましょう。 

 

あの世の存在を知る

供養を語る前には、「死後の世界を知る」ことが必要です。これは、亡くなった人にとっても、生きている人にとっても、死後さまよわないために重要なことです。 

「そんなものはインチキだ」「自分の目で見たものしか信じない」と、死後の世界を否定する人もいます。もちろん、死後の世界がなければ問題はありませんが、実際に「死んだ後の世界」があった時に困ってしまうのは本人です。 

大川総裁の霊査によって、生前に「死ねばすべて終わりだ」と考えていた人々が、死後もなお「自分はまだ生きている」と主張し、地上でさまよい苦しんでいるという事実が分かっています。 

供養をするに当たっては、まず、このような霊的真実を知る必要があります。 

 

供養に大切な「感謝」と「導き」

では、霊的真実を知った上で、どのような思いで先祖供養をすれば良いのでしょうか。成仏している先祖と、成仏できていない先祖、両方に子孫からできることがあります。 

天国にいる先祖は、救済は求めてはいませんが、子孫が年に1、2回思い出して感謝の思いを向けてくれるとうれしく思います。 

これに対して、救済を必要としているのが、地獄に行ってしまった先祖です。彼らは、子孫が「あなたの間違っている点はここですよ。それを反省しましょう。私自身も努力して生き方を変えていきますから、あなたも修行しましょう」という思いで、日々精進し徳を積むことによって、次第に浄化され救われるのです。迷っている先祖にとって、子孫が日々を正しく生きることが、「導き」となります。 

子孫が徳を積み、自らの人生を輝かせることで救われるのであって、戒名や御札によって救われるわけではないのです。 

 

「死」について考える

『正しい供養 間違った供養』には、上記の他にも、自殺者や水子の供養、晩年を生きる心構えなどが分かりやすく説明してあります。 

死は誰にでも訪れるものでありながら、誰もがその実体を理解しているわけではありません。だからこそ、生きているうちに、死について正しい認識を持つことが大切です。 

17日は彼岸入りです。「正しい供養」について考えることで、自分自身も死後迷わないための"予防策"になるかもしれません。

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『正しい供養 間違った供養』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1811 

【関連記事】

2017年3月10日付本欄 3.11東日本大震災から6年 もう一度会いたい幽霊の話http://the-liberty.com/article.php?item_id=12699 

2015年10月8日付本欄 お坊さんブーム でもお寺は消えていく? 現代の宗教に求められる霊的な教えhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=10284

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