昨日、私が代表を務める「多言語行政書士協会」の定時総会が行われ、
委任状を含めて過半数以上の会員にご参加頂き、
あと2年間代表を務めることのご承認を頂いた。
また、小国香織会員から、児童園での協力活動について
ご自身の直近の活動についてのご説明を頂いた。
一方、私からは本年度の活動方針等をお伝えした。
その後、約2時間に渡って、入管手続、渉外戸籍手続などでの
実務面での情報交換が会員間で行われた。
特に、東京入管本局就労審査部門での審査期間の大幅な遅れ、
永住許可・不許可基準、資格外活動、変更申請等々での
事例などにおいて、各会員から多くの実務情報が寄せられ、
活発な情報交換や発言があり、会員の日常実務の
大きな参考になったのではないかと思った。
その後の懇親会では、当協会の顧問格のスペシャルアドバイザーで、
東京都行政書士会元国際部長で現申請取次適正化委員のE先生にも
途中参加頂き、昨今の行政書士業界の様々な情報を伺うことができた。
また、総会からご参加頂いた、同じく当協会のスペシャルアドバイザーとして、
ご協力頂き、行政書士よりも、むしろ渉外司法書士として著名なA先生からも、
司法書士会のJICAやアジア諸国政府への協力関係の動向について、
お話を伺うことが出来た。
特に、ミャンマー政府の法整備の為に、司法書士会から専門家を派遣し、
かつ、会として連絡事務所を開設するなど、画期的な協力態勢を
構築されたことを伺い、日本行政書士会連合会のアジア諸国政府
やJICAに対する今現在の協力スタンスでは、司法書士会には、
到底足下も及ばない現状に大きな衝撃を受けた次第である。
新たなる日行連の新体制に大いに期待したいものである。