余市町の裏山みたいな山、アプリYAMAPで近くてチョイ登りできそうな山を探し見つけた。地元では冬場の山スキーに人気らしい。天気予報では午後から崩れ週末は雨。今日の午前中が狙い目、朝食後登山口へ。30分程だった。ただ登山口の標識が一切無かったので地元の人に聞いて確認した。林道歩きから始まる、何時登山道が現れるか・・最後まで無し。車で登れる山だったのだ。ただ山頂直前の広場にカモフラージュネットを掛けた自衛隊車両と思われる車がエンジンを掛けたまま停まっていてビックリした。車の周囲にはアンテナらしき器具とこれもカモフラージュした箱。これらが登山道のど真ん中を占領し進めない。誰かいるかと声を掛けるが応答なし。カモフラネットを捲って見る勇気なし。突然小銃で狙撃されないかドキドキだ。
我が国の自衛隊なら、自国民に危害を加える事は無いだろうが、もし他国の特殊任務部隊か何かが、秘密裏に情報収集でもやっているのなら、危険かも知れない。こういう思考に入ると、まるで大藪春彦か西村寿行の世界だが、北やロシアの脅威を考えたら、あり得ない事とも言い切れない。車内から誰かが見ておれば、出て来る筈だが、一向に応答が無いのが不気味だ。誰も居ない山奥で、こんな場面に出くわすとは、そう有ることでは無いだろう。
山頂は断念し、右側の丘に登ってみたら、余市の町並みと海が見渡せた。丘の上でパン食べて少し休憩して下山したが、最後までカモフラネットから誰も出てこなかった。必要な訓練や調査をやるのはイイが、それなら林道の途中に何らかの表示をして然るべきだろう。なんと言っても国有林?内の登山道なのだから。
【行程】8:37登山口→10:00山頂少し前10:15→11:00登山口 11,369歩
・ここを直進、横のログハウスの人に聞いて確認した
・200m程先の空き地に駐車した
・林道歩きでスタート
・所々荒れている
・1時間近く行った所で初めて標識が有った
・分岐はナビで確認。ここは左へ
・広場に出た、何かある・・
この部隊だろうか?
・後標高差20mで山頂、大黒山への分岐もこの先
・丘の上より、昨日登ったシリパ岬も見える
・YAMAPのコースマップ
・無事下山