1年位前に知り合いのお医者さんから「二日酔い外来をやろうと思うんだけどいくらなら出す?」と聞かれたことがありました。
二日酔いの原因は脱水症状が主なので、点滴で水分を補給してやれば一発でかなり回復するとか。
ただ保険が利かないので全額自費になるのでそれなりの金額の負担が必要になるのだそうです。そこでマーケティングを兼ねた質問。
利用するにしても大事な仕事があるときなど「ここ一番」に使うとしても3000円~3500円ぐらいかな、というのが僕の返事でした。
そのお医者さんは、早朝から医院を開けておかなければいかない、または電話で連絡を受けてから医院に出かけて開く手間などを考えると5000円くらいはほしいかな、と言っていて、今のところまだ実現してはいなそうです。
そうしたらこんなニュースが
風邪や疲れに「点滴バー」 都心に増加、効果に疑問も
(2009年1月11日(日)11:18朝日新聞)
東京都心で滋養強壮や美白を売り文句にした「点滴外来」が増えている。おしゃれな内装で「点滴バー」と名乗るところも。
二日酔い対策ではなくビタミン剤や栄養剤が中心のようです。
記事では料金は2000円からと栄養ドリンクの一番高いやつと同レベルくらいの設定になってますが、恵比寿ガーデンプレイスや東京ミッドタウンの中などにあるTENTEKI10という店(診療所)の料金メニューを見ると、「宴会翌日対策」は7000円とやはり高価です(さらに初診料が1000円かかるようです)。
飲み代より高くつくんじゃ意味ないですね(苦笑)
しかも、営業時間が10:30からとかなので、そもそも電車に揺られてそこまで行くのがつらい、というレベルだとあまり使い勝手はよくなさそうです。
やはり家で温めにしたスポーツドリンクかしじみの味噌汁でも飲んでいたほうがいいかもしれません。