金縛り。
2013-06-02 | 日記

三谷幸喜さんの映画に 『 ステキな金縛り 』 がありました。
友人の中に 金縛りにあったという人は結構いても 自分には経験がなく
未だに未知の世界でありました。
真夜中すぎ ウトウトしていたと見え 最近では滅多に見なくなった
夢を見ておりました。
実家の茶の間で両親 私たち夫婦 2人の子供 おばあちゃんがおり
夕食後でしょうか なごやかな空気が流れております。
今思えば 20年ほど前の家族の光景で 父もおばあちゃんも健在です。
空模様が悪く雨になり 雨 風ともに強くシケになりました。
田舎の家は 戸ぶくら(戸袋)から雨戸を出し締めなければなりません。
皆が忙しく戸を締めたり 懐中電灯を出したりでバタバタしております。
このとき停電になりました。
真っ暗な中 体が動きません。
手 足 頭ともに動かず 声も出ません。
だれの声も聞こえず これが皆がいう金縛りというものか
それとも怖れていた脳梗塞になったのか 暗闇の中で
恐怖がつのります。
なんとかしなければ ともがいてもピクリとも動かぬ体です。
ああっ と足が大きく動いたとき目が覚めました。
もう明け方が近く 外は風が強く電線が鳴っておりました。
半分夢のなか 半分現実の今 という不思議さでありました。
父と おばあちゃんのお墓参りに行ってこよう
ふとんに正座してそう思いました。

5月末日で閉店 と分かっていても 90年の伝統が終わる
ということは 県民の1人としてとても残念です。
別れを惜しむファンの行列ができた とのことです。