月一の母の病院日は 先月と同じく私が先生と面談し 処方箋をもらい
調剤薬局へとどけました。
病院のそばの調剤薬局は 母の施設の近くでもあることから 施設まで
薬を配達してくれます。そんなやり方が もう10年以上つづきます。
この日はメディカルビル内の 二つの病院の受診予定ですが どちらも
待合室の人はまばらで 多くの人が 外で待っていました。
廊下にある4人掛けベンチにも 両端に1人ずつ掛け ほかの人は立って
待っており 中から名前を呼ばれたら 入っていきます。
ビル内の廊下のベンチは風が当てませんが 調剤薬局は外にありこの日
は冷えました。それでも大半の人が中へ入らず 外で待っていました。
薬の用意ができたら呼ばれ 入るとき出るときに 店内におかれた消毒液
を吹きつけます。もちろん全員マスク姿です。
2月の受診日以降 インフルのため面会を控えるように言われ インフル
の次はコロナでまた面会ができず もう2ヵ月も 母を見ていません。
2ヵ月前に 急速にすすんだ衰えを感じて以来 今はさらに手を煩わせて
いるはずですが 職員に外に出てきてもらい 衣類を手渡すだけです。
もっと目が見えるなら 衣類に手紙を添えますが 箸でつかむおかずさえ
ろくに見えておらず 掻き込もうとするため ご飯どきは見守ってもらい
食べている現状では 手紙を入れても もう読めません。
朝の心療内科の廊下で 身じろぎもせず 一点を見つめたまま立っていた
人や 調剤薬局の外で 寒さをこらえて待つ老婦人の姿が 夜ふとんの中
で浮かび この日は眠れませんでした。
いかんいかん えらい暗ろうなりました。 ↑これ グッドアイディアでしょ
頭のいい人は発想が柔軟です。1つのブラから 2つのマスクがつくれます。
若い子がするブラマスクはおしゃれですが ばあさんがこれをして外を歩くと
むごいねぇ と世間の同情が集まり 新しいマスクを 誰かがくれるかもです