くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

いたずり2020。

2020-04-18 | 食物関係

全国区の名前はいたどりですが 高知地方区の名は いたずりと申します。
実家の裏山で ひと抱えいたずりがとれました。

  

高知県民は昔からいたずりを食べてきましたが 県西部では食べる習慣が
なく いたずりは春先の雑草のひとつ だったと夫は言います。

今では全県下で食べられており この時期スーパーにはいたずりの下処理
されたものが出ますし 日曜市でも売っています。

山間部の放置された棚田でいたずりを育て 農産物として出荷する映像が
2-3日前のローカルニュースで流れました。

山間部の棚田は 老夫婦ではもう米が作れず 放置すると石垣が崩れます。
いたずり栽培は手もかからず 石垣も守れて 収入もあります。

 

いたずりの下処理は料理上手の 釣さんが丁寧に説明 してくれています。
               (釣さんお借りします)

食べ方は 炒め煮 白和え 薄味で煮て天ぷらなど 県民のソウルフードと
して親しまれてきました。お揚げさんと鷹の爪で 甘辛の炒め煮にしました。

 

下処理後のいたずりは冷凍もきくそうで 今回初めて冷凍してみました。
どの料理も しゃきしゃきの食感を残すため 短時間の調理になります。

いたずり食べるなんて貧乏くさい と以前言っていた夫が 今はいたずり
の季節を待つようになりました。
 

 

コメント (24)
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