くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

滑舌。

2020-09-21 | 映画・TV

一度会うと強く印象にのこる顔の名脇役 斎藤洋介氏が 69歳の若さで
亡くなりました。

日本男性の平均寿命が81歳になった今 70まえの早い旅立ちになります。
知りませんでしたが 俳優をしている次男氏は なかなかの男前です。

 

斎藤氏が 滑舌のわるさが悩みだったと知れば そういえばドラマなどで
舌の回りが若干わるかったかな? と思いますが 特に聞き取りにくかった
という印象ではありません。

アナウンサー・俳優女優・司会業らの職業は 聞く側がいらつくような滑舌
では仕事にならず 常日頃より 発声練習は欠かせないと思います。

若い頃 悩むほどではなかった私の滑舌が 後年 奥歯を2本失くしてからは
とたんに滑舌がわるくなったと 自分でも感じます。

年齢をかさねるごとに ろくに口を開けずしゃべるため なにを伝えたいやら
聞き手には届きません。

ビートたけし氏のしゃべりは 滑舌のわるさの見本みたいなもので 日本語に
字幕スーパーが付くは 今ではたけし氏の キャラの一つになっています。

歳をかさねても若い頃と変わらず 美しい声で 聞き手の耳に 美しい滑舌を
送ってくれたのは さすがNHKの元アナウンサー 野際陽子さんだと思います。

 

晩年のドラマを観ても 若々しい姿と 美しいしゃべりは若い頃と変わらずで
3年まえ81歳で亡くなったときは えっ 80代だったのかと驚きました。

斎藤洋介氏の死因は公表されていませんが 近年の ずいぶんやせた顔からは
つらく苦しかった がんの闘病生活がうかがわれます。

痛みから解放され 苦しい日々はもう終わりましたよ ご冥福をお祈りします。 

 

コメント (8)
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