毎朝1時間ほど散歩する夫が 山から野いちごを ふきの葉に包んで
持ちかえりました。
野生のいちごは春も秋も 昔から季節ごとに食べてきましたが その
なかで 甘さではこれが一番! と舌が覚えています。
子どものころ 春になると母についてタケノコ掘りに行き 手つだいは
そこそこに 山行きの目的は 甘くかおる春いちごです。
これが甘く熟すころにタケノコが終り 淡竹の季節へと移っていきます。
当時は単純に春いちごと呼んでいましたが 『草いちご』というちゃんと
した名前があることを知りました。
白い花が実をむすび 甘いかおりにいち早く 鼻のいいアリが入ります。
3日分の草いちご500㌘に グラニュー糖を120㌘入れ15分ほど炊いたら
ぷちぷちと口の中で種がはじける 香りのいいジャムになりました。
う~ん ちょっとゆるかったかな? 冷めたらもっと締まると思います。
草いちごジャムは ヨーグルトにもパンにも 相性がいいです。
元々がとても甘いので お砂糖は20%でも良かった気がします。
覚えていたら 来年はそうします。