古畑任三郎の田村正和氏が 先月の初めに亡くなっていたことが
一昨日わかりました。
阪妻の息子は どの子も皆ええ男じゃね たいてい一人は惜しいお子が
おるもんじゃが 捨てる子が1人もおらん などと訴えられそうな会話を
その昔 祖母と母はしておりました。
古畑任三郎は殺しの現場へ たしかセリーヌの自転車でかけつけます。
あら～ セリーヌって自転車も売っているのね と当時思いましたから。
犯人はあなたです と古畑には最初から なぜか犯人が分かっており
そこはコロンボ警部そっくりですが よれよれのコートなど 着ていません
コロンボと同じく ゲストは時の有名人で イチローも殺人犯になりました
何年か前TVで 松本清張原作『十万分の一の偶然』の2時間ドラマが
ありましたが このとき正和氏の声がとてもかすれて 大丈夫かねぇ
と思ったことが 今よみがえります。
妻との出会いから別れまでを綴った『そうか、もう君はいないのか』
で城山三郎を演じた正和氏が とても印象に残っています。
やっぱりサラブレッドの家系には サラブレッドが生まれます。
そりゃたまに とんびが鷹を産むことはあっても確率は低く とんびの
親からは とんびの子しか生まれんねと 納得できる歳になりました。
ダンディな警部補 古畑任三郎の田村正和さん ご冥福をお祈りします。
