くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

やどり木。

2023-05-04 | 日記

山におもしろいものがあったと 夫がやぶ椿をひと枝手折り
持ちかえりました。

違和感があると思えば 椿の枝に2ヵ所ちがう植物が見えます。

 
  

調べたらすぐ出ました。 ヒノキバヤドリギ の名前で 西日本から
東南アジアにかけ分布している 寄生植物の やどり木だそうです。

昨年同じ場所の 幹回り30㎝はある椿にこれが寄生し 木を枯らした
と聞きました。

やどり木が地面に根があるなら 元を切り椿を助けてやれるけれど
種子が 椿の枝に飛んで増えていくなら 素人は手助けできません。

ったく 自力で生きたらどうぜよ  と気合の一つも入れたいですが
なんでまた このお菓子の名がやどり木なのか これも不思議です。

子どもの頃から神棚にはやどり木がありました。ご先祖より祖母が
好んだようです。 ピンクは桜あん 黄緑は抹茶あんでした。

  

何軒かに聞きましたが こちらのお菓子屋にやどり木は置いてなく
さがしたら 佐賀県の竹下製菓さんにありました。

やどり木は現代人の好みから外れたようで 幻のお菓子になりました。

 

コメント (14)
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