1週間前の高知新聞に『南国洋画サークル 最後の展覧会』の記事が
載りました。
夫が定年退職後入会した油絵の洋画サークルが 50年の歴史を閉じます。
最後の展覧会へ行ってきました。
会員の平均年齢が80代後半 とのことで 会場に56点を展示するに
70代後半でも 若者 の夫が頼りにされたようです。
サークルには県展の常連さんも数名おり 過去の力作が並びます。
残念なことに夫は 県展レベルまで届きませんでした。
今までにも数回 サークルの展覧会へ行きましたが 人物画が
得意な人・風景が得意な人など それぞれ得意分野があるようです。
教室は月2回 夜の公民館で開かれ 20~30代の 県立高の美術の先生が
来てくれ 孫に指導してもらう90前の生徒 という風景になります。
最後の展覧会の期間中は 会員が交代で受付に座りました。
50年前のサークル立ち上げ時から最後まで 代表を務めてくれた
Sさん87才がこの日の受付におられ 今までのお礼を伝えました。
定年退職後やりたかったことに励む人たちの こうしたクラブ活動
みたいな楽しみが コロナを境にあちこちで消滅しました。
90前ともなれば 月2回の教室で 皆とのコミュニケーションが
外との 数少ない繋がりだったでしょうに それもなくなりました。
残念でなりません。