だいぶん前から 夏の訪れを告げてくれた
ノウゼンカズラ がそろそろ終わりかけました。
子供のころ 近所のお宮さんに大きな松の木があり
この松に巻きつき 毎年ノウゼンカズラが咲きました。
大木の枝の各段に咲く花は見事で
見上げるとてっぺんの段には群がって咲いておりました。
毎年見かける光景に 松の花 が咲いた
と幼いころより刷り込みができておりました。
この花が終わり 松ぼっくりができる
とずうっと信じておりました。
幼少のころより思い込みが激しかったようです。
これが松の花ではないことを知ったのは
だいぶん大きくなってから と記憶しております。
民家の塀の上から また公園の藤棚に巻きつき
オレンジ色の鮮やかな色が青空に映えます。
今でも見かけるたびに
あ 松の花だ と思ってしまいます。